シニア向け栄養チョコ
2022-08-10 01:12:14

朝日大学学生が手がけるシニア向け栄養サポートチョコの販売開始

朝日大学の経営学部で学ぶ学生たちが、地域の医療機関と企業と協力し、シニア向けの栄養サポートチョコを開発しました。このプロジェクトは、朝日大学病院における入院患者の在宅通院後の栄養不足を解消するためのものです。昨今、高齢者が自宅での生活にシフトする中で、特にたんぱく質やカロリーが不足しがちだという課題が浮上しています。この状況に対処すべく、学生たちはアイデアを出し合い、ディスカッションを重ねてきました。「気軽に摂取できる栄養源を考えたい」という思いから、地元の菓子メーカーである株式会社鈴木栄光堂との協力が決まりました。ここから約1年の試行錯誤を経て、ついに「栄養サポートチョコ」が商品化されました。

このチョコレートには、煎り大豆やキヌア、ライスパフといったさまざまな栄養素が含まれています。2種類のフレーバー、豆乳とほうじ茶が用意されており、それぞれの味わいは軽やかでありながらもしっかりとした食感が楽しめるのが特徴です。特に豆乳チョコは、ヘルシーながら甘さを感じられるおいしさで、多忙な高齢者でも手軽に食べられるサイズ感となっています。また、ほうじ茶チョコは、香ばしい風味がクセになる一品で、シニア層にぴったりの味わいです。

現在、この新商品の先行販売がクラウドファンディングサイト「Makuake」で行われており、期間は2022年8月9日から9月25日までとなっています。目標金額は300,000円で、支援を受けた方には開発された商品や既存の「ひとりじめスイーツ」セットが提供されます。特に早期購入割引や送料無料といった特典が用意されており、支援者にとってはお得なチャンスといえるでしょう。

このプロジェクトは、単なる商品開発にとどまらず、学生たちが実践的な学びを得る機会にもなります。商品のコンセプトやデザイン、さらにはマーケティングまで幅広く関与することで、将来のキャリアにつながる貴重な経験を積むことができます。また、地域の医療機関や企業との協力を通じて、社会貢献の意識を育む機会ともなっているのです。

朝日大学経営学部では、このような実践的な学びを通して、社会に役立つ人材を育成することを目指しています。さまざまなジャンルのプロジェクトを手がけ、学生たちには多彩な経験を提供することで、これからの世代を担う若者たちの成長を支援しています。この「栄養サポートチョコ」を通じて、シニア層をサポートしたいという思いが伝わり、多くの方々に愛される商品となることを期待しています。今後の一般発売も待ち遠しいですね。

会社情報

会社名
学校法人朝日大学
住所
岐阜県瑞穂市穂積1851
電話番号
058-326-1173

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