岡山大学が「日本遺産サポーター大学」に登録!地域貢献と学生の学びを深める取り組みが評価される
岡山大学が、文化庁の「高等教育機関における日本遺産サポーター登録制度」により、日本遺産サポーター大学に登録されました。これは、地域社会への貢献と学生の学びを深める取り組みが評価された結果です。
本制度は、日本遺産認定地域の協議会と連携し、積極的に日本遺産に関する活動を行う大学を文化庁が登録するものです。登録された大学は、情報共有や取り組みの発展に貢献していくことが期待されています。
岡山大学では、鳥取県三朝町で、教養教育科目の実践型授業「留学生と学ぶ:鳥取県三朝町に伝わる陣所「大綱引き」の運営」を、三朝町日本遺産活用推進協議会と連携し、2017年度から継続して開講しています。
この授業では、留学生と日本人学生が地域の方と協力し、長さ80m以上、重さ約4tにも及ぶ大綱を作り上げ、三朝町の陣所「大綱引き」祭りの運営支援を行っています。
今回の「日本遺産サポーター大学」への登録は、このような地域貢献と学生の学びを深める取り組みが評価されたものです。岡山大学は今後も、地域への誇りと愛着を醸成し、地域社会の発展に貢献できる取り組みを続けていくとしています。
日本遺産サポーター大学登録の背景
岡山大学は、三朝町との連携を通して、学生たちに地域社会への貢献と国際的な視野を養う機会を提供してきました。
「大綱引き」の運営支援を通じて、学生たちは、文化や伝統を学び、地域の人々との交流を通して、地域社会への理解を深めています。また、留学生との共同作業を通して、異文化理解やコミュニケーション能力を育んでいます。
今後の展望
岡山大学は、日本遺産サポーター大学としての登録を機に、さらなる地域貢献と学生の学びを深める取り組みを強化していく予定です。
具体的には、
日本遺産に関する研究活動の促進
地域住民との連携による教育プログラムの開発
* 日本遺産を活用した観光振興への貢献
などを予定しています。
岡山大学は、今後も地域社会と連携し、学生たちの成長を支援するとともに、地域社会の発展に貢献していくことを目指しています。