リヴァックスCO2排出量ゼロ
2024-03-19 10:00:03

リヴァックス、西宮バイオガス発電プラントでCO2排出量ゼロ達成!再生可能エネルギー100%化の取り組み

リヴァックス、西宮バイオガス発電プラントでCO2排出量ゼロ達成!再生可能エネルギー100%化の取り組み



兵庫県西宮市に拠点を置く株式会社リヴァックスは、西宮バイオガス発電プラントにおいて、CO2排出量ゼロを実現したと発表しました。同プラントで使用される電力を全て再生可能エネルギー由来電力に切り替えることで、この快挙を成し遂げました。

食品廃棄物から生まれるエネルギーと環境への配慮



2023年7月から稼働を開始した西宮バイオガス発電プラントは、食品製造過程で排出される廃棄物や期限切れ間近な食品などを原料としてバイオガスを生成、発電を行っています。このプラントは、阪神間では初の商用バイオガス発電施設として注目を集めており、地域貢献活動の一環として環境学習の啓蒙拠点としての役割も担っています。

リヴァックスは、バイオガス発電事業を通じて食品廃棄物の有効活用とCO2削減という2つの大きな目標に取り組んでいます。2024年2月末までの発電量は2,009.17MWhに及び、地域への電力供給にも大きく貢献しています。

再生可能エネルギー100%化によるCO2排出量ゼロ



今回のCO2排出量ゼロ達成は、JEPX(一般社団法人日本卸電力取引所)から購入したトラッキング付非化石証書の導入によるものです。これにより、2023年7月から2024年3月までの期間、プラントで使用された電力は全て再生可能エネルギー由来電力となりました。

この取り組みは、廃棄物排出事業者を含むサプライチェーン全体でのCO2排出量削減にも貢献すると期待されています。リヴァックスは、環境問題への意識の高まりに応えるべく、今後も積極的に再生可能エネルギーの活用を進めていく姿勢を示しています。

西宮バイオガス発電プラントの概要



西宮バイオガス発電プラントは、約3,000平方メートルの敷地面積を誇り、中温湿式メタン発酵方式を採用しています。最大発電量は720kWで、年間発電量は約3,400MWhとされています。発電された電力は全量FIT契約により地域電力会社に売却され、メタン発酵で発生する残渣は堆肥の原料として再利用されるなど、循環型社会の実現にも貢献しています。

リヴァックスの取り組みと今後の展望



リヴァックスは、総合リサイクル事業を展開するグッドホールディングスグループの一員として、長年培ってきた環境問題への取り組みを強化し続けています。今回のCO2排出量ゼロ達成は、その取り組みの大きな成果と言えるでしょう。

同社は、今後もサステナビリティレポートで示されるように、環境保全に配慮した事業活動を継続し、地域社会に貢献していく姿勢を明確にしています。バイオガス発電事業は、その取り組みの中核を担う事業の一つであり、今後さらなる発展が期待されます。

会社概要



社名: 株式会社リヴァックス(グッドホールディングスグループ)
所在地: 兵庫県西宮市鳴尾浜二丁目 1 番 16 号
代表者: 代表取締役社長 山本 英治
設立: 1974年
資本金: 8,100万円
事業内容: 総合リサイクル事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理、環境設備事業、排水処理施設等の清掃
公式HP: https://www.revacs.com/
年間報告書: サステナビリティレポート 2023 (https://www.goodhd.co.jp/common/files/sustainability2023.pdf)

会社情報

会社名
グッドホールディングス株式会社
住所
兵庫県西宮市鳴尾浜2-1-16
電話番号
0798-61-1983

トピックス(経済)

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