新しい伝統酒の幕開け!新ブランド「1400」
新たなる日本の伝統酒の潮流が、栃木県宇都宮市から発信される。株式会社Ferment Baseは、1400年以上の歴史を誇る日本のにごり酒とどぶろくを現代に蘇らせる新ブランド「1400」を立ち上げた。新たな取り組みは3月中旬から本格化し、日光での製造を予定している。
株式会社Ferment Baseの挑戦
Ferment Baseは、国立大学法人宇都宮大学認定の企業で、代表取締役CEOの平松光幸氏が率いるチームが取り組んでいる。彼らの使命は、日本最古の酒「にごり酒・どぶろく」の伝統を次世代に継承し、さらには世界に発信することにある。1400年もの歴史を抱える酒造文化を、創造的に再構築しようとするこの動きは、特に若い世代の視点からの革新と言える。
未来の伝統酒
「1400」は、自社製造だけにとどまらず、日本各地に存在する「どぶろく特区」との連携を強化し、地方創生事業にも取り組む。伝統酒を軸とした地域活性化のためには、国内の食品文化に注目し、若者の視点で商品を生み出すことが不可欠だ。実際に蔵人として関与し、世界最高品質の伝統酒を製造することで、その目標を達成しようとしている。
日本酒の可能性を広げる
製造に使われる米は、宇都宮大学の高級ブランド米「ゆうだい21」であり、その精米歩合は50%と10%で設定される。この高品質な米を使用することにより、味わい深いにごり酒の製造を目指している。また、今後は自社ブランドの伝統酒のラインナップを拡大し、さらには海外市場への挑戦も視野に入れている。
メンバー紹介
このプロジェクトには、チームリーダーの平松光幸代表取締役をはじめ、製造担当の佐藤洸気やデザイン担当の大野仁煌、広報担当の田村光といった若手メンバーが参加している。彼らはそれぞれの専門分野での知識を活かし、伝統酒の革新に寄与することを目指している。
結論
「1400」は、伝統的な酒の製造プロセスと近代的な発想を融合させて、新しい形の日本酒文化を創り上げていくことに挑戦している。日本の発酵文化の未来を担うにごり酒の誕生は、今後の動向に注目を集めるだろう。若い世代の手によって再生された伝統が、どのように世界に受け入れられるのか、期待が高まる。ぜひ、この新たなる時代の酒の進化に注目していただきたい。
お問い合わせ先
このプロジェクトに関する詳細は、株式会社Ferment Baseへ連絡することができる。その広報責任者として、礒部達也氏が待機しており、詳細情報は公式HPでも確認可能である。
fermentbase.comを訪れてみよう。