東急の地域アプリ「common」にAIニュース機能が追加
東急株式会社は、地域コミュニティを支援するアプリ「common」に、新たに「街のニュース機能」を整備した。この機能は、AIの力を利用して地域情報を集約・配信することを目的としている。
「common」アプリの概要
「common」は、2021年にサービスを開始し、住民同士がまちの情報を共有するための機能を備えた地域コミュニティアプリだ。現在までに25万ダウンロードを突破し、ユーザー間のコミュニケーションも活発に行われている。アプリの主な機能は以下の4つだ。
1.
投稿機能: 地域の情報をユーザーが自由に投稿できる。
2.
譲渡機能: 不要品を出品・譲渡できるマッチング機能。
3.
相談機能: 住民同士で身近な相談事を解決するための機能。
4.
スポット機能: 住民が魅力的な場所を記録し、共有するためのマップ機能。
このアプリは、特に東急線沿線で広く利用されており、地域の助け合いやコミュニティ形成に大いに寄与している。
AI編集による地域ニュース配信
今回の「街のニュース機能」の導入にあたって、StoryHub株式会社との連携が行われている。StoryHubは、多くのメディアと協力し、コンテンツ制作に必要な技術と知見を持ち合わせた企業である。この協力によって、地域に存在する情報をAIが整理し、必要な人に届ける仕組みが構築される。
配信されるニュースは、ユーザー投稿を基にした記事や、地域の店舗やイベント担当者へのインタビューをAIが編集した内容、さらには約100のローカルメディアの記事など、多岐にわたる。このようにして、アプリはユーザーが関心を持つ地域特有の情報をタイムリーに届けることを目指している。
さらなる情報提供の未来
アプリ上には、ユーザーの登録エリアや興味に応じてカスタマイズされた記事が1日最大10本表示される。この新機能によって、単なる情報のやり取りから一歩進んだ、地域密着型の情報流通が可能になる。
フラー株式会社は、このプロジェクトにおけるデジタルパートナーとして、アプリのデザインや開発、実装を行い、東急の進化をサポートしている。公式ウェブサイトには、最新の情報も随時更新されている。
まとめ
今後も「common」は地域コミュニティの情報流通の中心となり、住民同士のつながりを促進することが期待されている。地域情報が必要な時に、必要な人に届く新たな仕組みは、今後の地域社会にとって非常に重要な要素となるだろう。