チェック・ポイントがGigaOmのCNAPP部門でリーダーに選出
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point Software Technologies Ltd、以下チェック・ポイント)が、クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)部門において、GigaOm社の最新版レーダーレポートでリーダー企業に選ばれた。この成就は、同社のサイバーセキュリティソリューションが先進的であり、さらに効果的な保護を提供することが評価された結果である。
GigaOm社は、チェック・ポイントをイノベーションおよびプラットフォームの能力でリーダーとして認定。特に、防止に重きを置いたアプローチと、クラウドセキュリティに対する包括的な戦略が、現在の多様なセキュリティ課題に対する解決策として非常に重要であると指摘している。
クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)とは
CNAPPは、現代のクラウド環境が直面する多様なセキュリティの課題に対処するために、数種類の技術を組み合わせた強力なプラットフォームである。GigaOm社のアナリスト、クリス・レイ氏は、「Check Point CloudGuardは、優れたセキュリティ機能を提供し、多くの機能で最高の評価を得た」と述べており、クラウドネイティブアプリケーションの保護や設定ミスの管理、高度な脅威からの防御が非常に効果的であることを強調している。
Check Point CloudGuard の特長
CloudGuardは、自動化とリアルタイムの脅威検知を強化し、包括的なクラウドセキュリティソリューションを提供している。このプラットフォームは、Infinity Platformの一部として他のチェック・ポイントのソリューションとも密接に連携し、多層的かつ協力的な統合セキュリティ戦略を可能にする。
企業のクラウド移行が急速に進む中、さまざまなマルチクラウド環境を保護し、新しい脅威に自動で対応できるセキュリティがますます求められている。特筆すべきは、チェック・ポイントの2024年版クラウドセキュリティレポートで、回答者の96%がクラウドの新リスクに適切に対処できないことに関する不安を持っていると答えた点である。これにより、企業におけるセキュリティ認識が大きく変化しつつあることが窺える。
チェック・ポイントのコメント
チェック・ポイントのクラウドセキュリティ担当副社長ポール・バルボーザ氏は、また一つの高評価を得たことに誇りを示し、「CloudGuardがトップクラスのリーダーとして評価されたことは、その価値を証明するものだ」と語った。顧客は、CloudGuardの包括的かつスケーラブルな保護機能によって、ビジネスの変化により進化するセキュリティを享受できる。
GigaOm社による評価ポイント
GigaOm社は以下の特筆すべき機能について高く評価している。
- - スケーラブルなクラウドセキュリティ:管理権限やポリシー実施、検出・対応の柔軟性が高まり、成長するクラウド環境に効果的に対応可能。
- - 高度な脅威検知と防御:AIを活用した推奨パッチ機能により、脆弱性の修正が効率化される。
- - リアルタイムのAPIセキュリティ:APIの自動検出や不正アクセスの行動分析が可能。
- - シームレスなコードセキュリティ:CI/CDパイプラインに入る前にセキュリティ上の問題を検出。
GigaOm社のレーダーレポートに関する詳細情報は、同社の公式ページから無料で閲覧可能だ。
会社概要
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、AIを駆使したクラウド型サイバーセキュリティのリーディングプロバイダーであり、10万以上の組織に対しセキュリティを提供している。また、Infinity Platformを通じて、サイバーセキュリティの効率性と迅速な対応を実現している。日本法人は1997年に設立され、東京都に本社を置いている。ソーシャルメディアでも情報発信を行っているため、最新情報はぜひチェックしてほしい。