高校生のPC使用実態調査
LINEヤフー株式会社が実施した最新のリサーチによると、高校生の約70%が中学入学前からパソコンを使い始めていることが明らかになりました。今回の調査は15~25歳の男女学生を対象に行われ、彼らのパソコン利用状況や将来身につけたいスキルについて詳しく探ることができました。
調査結果の概要
パソコンを使い始めた時期
調査の結果によると、高校生のほとんどは「小学校高学年」の時期にパソコンに触れていることがわかりました。男女別に見ると、男子は主に中学入学前に使い始めることが多い一方、女子はやや早くからパソコンを使用する傾向が見られました。一方で、大学生全体では「大学入学前」にパソコンを始めた学生もおり、時期は分散している様子です。
使用中のパソコンの種類
パソコンの種類に関して、高校生の約60%が「ノート型パソコン」を使用しており、大学生ではその割合が8割以上に達しています。この傾向は、学業やプライベートでの使いやすさが理由と考えられます。また、女子高校生はパソコンを使用しない割合が高めであり、普段からのスキル習得の必要性を感じている様子です。
パソコンでの利用用途TOP5
調査によると、学生がパソコンで主に行っていることは「検索」がトップで、次いで「動画を見る」と続きます。特に男子大学生は生成AIを積極的に利用しており、その割合も高くなっています。ゲームやプログラミングを行う比率も高く、男子のほうが女子よりも幅広い用途でパソコンを活用しているようです。
今後身につけたいスキルTOP5
調査の最後に、学生たちが今後身につけたいスキルについて尋ねると、高校生は「キーボードを見ずに文字を入力すること」に強い関心を持っていることが分かりました。大学生は「ショートカットキーを使いこなす」ことに注目しており、特に女子学生がこのスキルへの関心が高いことが印象的です。さらに、男子学生の間ではプログラミングへの意欲も高まっており、今後の技術習得への意欲が伺えます。
調査方法について
今回のリサーチは、日本全国の15~25歳の学生を対象に、スマートフォンを利用して行われました。873名の有効回収サンプルに基づいているため、実態を反映した結果が得られています。これにより、学生たちのリアルな声を集め、彼らの技術習得に対するニーズや考え方を深めていくことができました。
この結果は、今後の教育やマーケティングにも貴重な情報を提供することでしょう。今後も若者たちが求めるスキルやニーズに耳を傾け、さらに充実した学びの環境を提供できるよう努めていきたいものです。
【参照】LINEリサーチの公式サイトでは、詳細な調査レポートや資料を提供していますので、興味のある方はぜひご覧ください。