高齢者と若者をつなぐ NPO法人ソンリッサの取り組み
群馬県前橋市にあるNPO法人ソンリッサは、近年の社会問題として注目される高齢者の孤立や孤独に対処するため、特に若者と高齢者の交流を促進する「地域実践プログラム」を展開しています。このプログラムは、群馬県の委託を受け「高齢者と若い世代との交流による高齢者孤立対策実証事業」の一環として位置付けられています。プロジェクトの中心には、「認定まごマネージャー®育成プログラム」があり、若者が高齢者に寄り添った活動を実践しています。
プログラムの内容と目的
この取り組みは、地域の自治会と協力し、若者が自分の想いや問題意識を言語化し、高齢者の笑顔を引き出す新しい企画を考え実践する機会を提供します。まさに「まご」のような温かい視点で高齢者に接することで、彼らの社会的な孤立を少しでも解消しようとしています。その成果のひとつとして、最終発表会が行われることが決まりました。
最終発表会の詳細
本年は12名の参加者が2つの自治会に関与し、座学と実務体験を通じて多世代にまつわる地域づくりに参加してきました。最終発表会では、参加者による成果発表やパネルディスカッションが行われる予定です。特に注目すべきは、株式会社エンパブリックの代表、広石氏による基調講演です。ここでは「若者や多様な主体が協力し、持続可能な地域をつくっていくには?」というテーマで地域づくりの新たな視点についてお話しされる予定です。
開催日・時間・場所
- - 日時: 令和7年2月16日(日)13時~16時
- - 場所: 前橋プラザ元気21(中央公民館)ホール
参加申し込み方法
発表会への参加を希望される方は、QRコードを読み取るか、以下のリンクからお申し込みをお願いいたします。
申し込みリンク
特定非営利活動法人ソンリッサについて
ソンリッサは「ひとりで抱えずに優しい繋がりがあふれる社会をつくる」というビジョンの下、高齢者の孤立・孤独を笑顔に変えるための活動を行っています。メンバーは「まごマネージャー®」と呼ばれ、医療福祉や地域福祉に専門知識を持つ20代から30代の若者で構成されています。彼らは高齢者の考えや課題を理解しながら、生きがいや社会とのつながりを作る伴走型支援も実施しています。
1) 地域の担い手となるまごマネージャーの育成
2) 自治会の再編を目指したモデル事業の構築
3) 高齢者を対象としたサービスの展開
お問い合わせ先:
メディア掲載実績
多様なメディアに取り上げられているソンリッサの活動。最近では2024年1月16日に朝日新聞の社会保障ページで「まごマネージャー」として注目を浴び、NHKなどでも特集が放送されました。地域の未来を考える上でも注目すべき存在と言えるでしょう。
この機会に、若者たちが地域にどのような影響を与え、高齢者たちとどのように繋がっていくのか、ぜひ発表会を通じて感じてみてください。