東京ガスが女性活躍推進で3年連続「なでしこ銘柄」に選出

東京ガス株式会社、3年連続で「なでしこ銘柄」に選定

東京ガス株式会社が、女性活躍推進に秀でた企業として、経済産業省と東京証券取引所が共同で選ぶ「なでしこ銘柄」に3年連続で選ばれました。この名誉ある称号は、女性の活躍を促進する取り組みを先導する企業に与えられ、今年度の選定では、さまざまな要素が評価されました。

なでしこ銘柄の基準とは

なでしこ銘柄は、経済産業省と東京証券取引所が協力し、女性活躍推進において優れた成果を収めた企業を選ぶ制度です。2023年度では、経営戦略と連動した女性活躍推進や、採用から登用までの一貫したキャリア形成支援、そして性別を問わない両立支援において顕著な成果を上げた企業が評価されています。

東京ガスは、この取り組みを通じて、いかに多くの女性が活躍できる場を提供しているかが強調されました。これにより、同社は8回目の選定を受けました。

「Compass Transformation 23-25」の目指すもの

東京ガスグループは、2023-2025年度の中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、重要課題の一つとして「多様な人材が活躍できる組織の実現」を掲げています。これは、単なる「ダイバーシティ」だけでなく、組織全体としての成長を実感できる環境が整備されることを意味しています。

特に、個々の社員が持つ力を最大限に発揮できる職場を実現するために、柔軟な働き方や性別にとらわれない育児支援、キャリア形成のサポートが充実しています。これらの取り組みは、女性の活躍だけでなく、全ての社員にとって居心地の良い職場づくりに寄与しています。

女性活躍推進の具体的な施策

東京ガスでは、具体的な施策として以下のような取り組みを行っています。

- キャリア形成支援: 女性社員が成長できるよう、さまざまなロールモデルの情報提供を行い、キャリア形成に向けた支援を行っています。
- 働きやすい職場環境: ワークライフバランスを重視し、柔軟な働き方を推進。性別にかかわらず全社員が家庭と仕事を両立できる環境を整えています。
- 経営戦略との連携: 「Compass2030」における人事戦略として、多様性を生かした経営を実現するための基本方針を設定。女性管理職比率や男性の育休取得率をKPIとして進捗管理しています。