ThinkingData資金調達
2022-08-26 08:00:01

ThinkingDataが1500万ドルの資金調達を実施し、グローバル展開を加速

ThinkingData、資金調達を経てグローバル展開を拡大



シンガポールを拠点とするThinkingDataは、2022年8月にシリーズC+ラウンドとして1,500万ドルの資金調達を行ったことを発表しました。

資金調達の背景と成果


この資金調達には、GGVキャピタルが参加しています。これまでの1年半での累計資金調達額は約9,000万ドルに達し、今後はこの資金を活用して人材育成や製品の開発、さらには海外進出に注力していくとのことです。ThinkingDataは、ゲーム業界向けのビッグデータ分析プラットフォーム『Thinking Analytics』を展開し、データ使用の効率化とコスト削減を推進しています。このプラットフォームは、リアルタイムデータの可視化と計算能力を備え、さまざまなデータモデルによる分析を可能にすることから、多くのゲーム会社に支持されています。

グローバル市場への進出


2022年に入って、ThinkingDataはグローバルな展開に向けた戦略を加速させます。具体的には、日本向けの公式サイトを立ち上げ、海外製品やサービスチームを編成し、すでに日本市場に本格的に参入しています。創業者であるLiu Chen Tong氏は、日本のデータ分析会社リーン・ニシカタのCEO西方智晃氏と共にセッションを行い、今後の展望を語りました。今後は、日本から韓国、さらにはシンガポールや欧米市場へとシフトし、さらなるグローバル展開を計画しています。

戦略的な製品アップデート


ThinkingDataは、ゲームデータ分析に特化したプラットフォームから、更に進化した製品を発表する準備を進めています。明らかにされる新製品は、ゲームデータへのアクセスエコシステムを整え、ゲームのスマート運営へと繋がるクローズドループドリブンを実現します。これにより、クライアントはより効果的なデータ分析が可能となり、ビジネスの成長を加速させることが期待されています。

資金調達成功の背景


ThinkingDataが二年間で三度目の資金調達を成功させた理由は2つあります。第一に、同社のチームは顧客の価値創造に一貫して取り組んできました。ゲーム業界のデータ分析における課題を解決することを目指して設計されたプロダクトが、顧客からの信頼を集めています。セミナーやデータ分析サロンなどイベントを通じて、業界の専門家を交えた知識の共有も盛んに行われています。

第二に、カスタマーサクセスチームが重要な役割を果たしています。このチームは、顧客のニーズを深く理解し、新機能の紹介やサポートを行うことで、顧客からの高い評価を得ています。プロジェクトの初期段階からシステム配置、ユーザートレーニングまで、幅広い支援を行っています。

お客様から選ばれる理由


現在、ThinkingDataのサービスを提供しているのは700社を超え、著名なゲーム会社も数多く導入しています。これには、CMGEやPapergames、雷霆ゲームなどが含まれます。人気ゲームとしては「水都百景録‐町づくり物語」「Mole's World」「シャイニングニキ」など、4000本以上のタイトルをサポートしており、その成功を収めてきました。

このように、ThinkingDataのビッグデータ分析プラットフォームは、ゲーム開発者にとって価値あるツールとなっており、今後も企業の成長を支援し続けることでしょう。

会社情報

会社名
Thinkingdata Co., Ltd.
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27―5リンクスクエア新宿16F
電話番号

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