長野の新たな拠点「合同会社もりと」が地域活性化に挑む
2025年4月、長野市に新たなエリアマネジメント事業を展開する「合同会社もりと」が設立されました。これは、OYAKIFARM周辺を中心に地域の活性化を目指す重要なプロジェクトです。その始まりを告げるキックオフイベントが、2025年7月30日(水)に地域の企業やプレイヤーを対象にして開催されます。
設立の背景
長野インターは、1998年の長野冬季オリンピックを契機に開発され、ドライブインなどの賑わいを誇りましたが、その後新型コロナウイルスの影響で多くの施設が閉鎖されるという事態が発生しました。しかし、老舗おやき屋のいろは堂が開設した「OYAKI FARM」は、この地域に新たな活気をもたらしました。OYAKI FARMは、おやきを現代の形で楽しむための体験型施設として知られ、年間約30万人の来場者を迎え入れています。その人気を背景に、合同会社もりとはこのエリアをより活性化させることを目指しています。
地域の観光プロモーションや公民連携、有休地を活用したマーケットイベントの実施が計画され、地域企業との協力を通じてエリア全体のブランド力を高めることにも取り組む予定です。これにより、長野市が新たな観光スポットになることを期待しています。
キックオフイベントについて
合同会社もりとの設立を記念するキックオフイベント「LOCAL ZEBRA ACADEMY NAGANO vol.1」は、地域と経済の融合をテーマに行われます。講師には、株式会社Zebras and Companyの代表である阿座上陽平氏を招き、地域活性化に向けた様々な議論が繰り広げられます。
- - 開催日時: 2025年7月30日(水)17:00〜18:30
- - 会場: シソーラスDXセンター(長野市鶴賀権堂町)
- - 定員: 50名
- - 参加費: 1000円
- - 詳細: 公式note記事
- - 申込: Peatix
また、イベント終了後には懇親会も開催され、参加者同士の交流の場が設けられます。こちらも事前予約が必要で、地元の方々にとって貴重なネットワーキングの機会です。
会社概要
合同会社もりとの代表には、有限会社寺島工務店の寺島秀敏氏が就任します。地域資源を生かした飲食事業や、地域密着の企画・PRを手掛けるメンバーで構成され、長野のほかの地域における成功事例を参考に活動を進めていく予定です。
メンバー紹介
- - 寺島 秀敏: 建設業界での経験を持ち、地域に根ざした価値創造を目指す。
- - 伊藤 拓宗: おやき文化の発信に取り組み、地域の食文化を世界に広げる。
- - 小野 裕之: ソーシャルデザインをテーマにした事業展開を行い、地域活性に貢献。
- - 藤原 正賢: 地域における新たな情報の流れを創造し、各方面とのコラボレーションを強化。
これからの合同会社もりとの活動は地域経済と文化の再生を目指し、長野県の発展に寄与することが期待されています。地域の人々が連携し、未来を共に築く新たな取り組みとして注目が集まっています。