マブチモーターのAI導入
2025-02-07 08:47:09

マブチモーターが国内市場シェア1位の生成AIを全社導入

国内市場シェア1位の生成AIを全社導入したマブチモーター



業界で革新を続けるマブチモーター株式会社は、国内市場でのシェアを獲得した法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」の全社利用を開始しました。このサービスは、株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AIから提供されています。新たなテクノロジーを駆使することで、業務効率の向上や生産性の改善を実現し、2030年までの経営計画の実現に向けた重要な施策となっています。

背景:経営の視点とIT活用



マブチモーターは「経営計画2030」に基づき、モーター技術だけでなく、その周辺技術やビジネス分野も見据えた「e-MOTO」というコンセプトを掲げています。この理念に基づき、同社はITを活用して業務プロセスを効率化し、生産性を高める努力を行っています。

2024年10月から全社で「exaBase 生成AI」の利用が開始されると、すでに3カ月間という短期間で9,500時間以上の業務時間削減という成果を上げています。これは、従業員が日々の業務にかかる時間を大幅に短縮することを可能にしており、翻訳業務やデータ集計、文書作成など多様な分野で活用されています。

生成AI導入の具体的な効果



「exaBase 生成AI」は、業務時間の短縮だけでなく、業務の精度向上にも寄与しています。例えば、海外拠点との連携において必要となる文書の翻訳作業を迅速化し、複雑なアンケートの集計作業も効率的に行えるようになっています。また、VBAのコード生成や文書の添削機能も備えており、従業員が創作的かつ価値の高い業務に専念できる環境が整っています。

さらに、エクサウィザーズと日鉄ソリューションズ(NSSOL)は2023年5月に業務提携を結び、生成AIの普及を進めています。この業務提携は、顧客基盤や営業戦略の共有を通じて、さらに大きな成果を目指しています。

exaBase 生成AIの特徴と機能



「exaBase 生成AI」は、2023年6月から有料サービスとして始まり、既に約650社、6万以上のユーザーに利用されています。特筆すべきは、ユーザーの安全性に配慮している点です。管理者は利用状況を把握できるほか、禁止ワードを設定することも可能です。また、個々のユーザーは生成AIを使ってどの程度生産性を向上させたかをグラフ画像で確認することができます。

さらに、自社のデータを活用した対話や生成機能もあり、独自の業務プロセスに合わせた利用が実現します。これにより、企業は自社のニーズに特化した生成AIの活用ができ、業務のさらなる改善が期待されます。

まとめ



マブチモーターが国内市場シェア1位の生成AI「exaBase」を全社で導入したことは、企業のデジタルトランスフォーメーションの一環として注目されます。生産性を高め、業務プロセスを革新する取り組みは、今後の成長に大いに寄与することでしょう。業務がますますデジタル化する中で、その進展から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社エクサウィザーズ
住所
東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ツインビル東館5階
電話番号

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