京田辺に宇宙機開発室
2020-11-25 16:31:44

京田辺市に誕生!京都大学生ベンチャーの宇宙機開発室が目指す未来

新たな宇宙ビジネスの拠点、京田辺市に登場



京都大学の学生たちが立ち上げたベンチャー企業、テラスペースが遂にここ、京田辺市に宇宙機開発室を設置しました。2020年11月12日に開設されたこの宇宙機開発室は、今後の日本の宇宙産業に新たな風を吹き込む存在です。

宇宙機開発室設立の背景


近年、民間企業による宇宙産業の進展が目覚ましく、SpaceXやRocketLabなどが眼前に立ちはだかっています。これにより、ロケットの打上げ費用が大幅に削減され、宇宙へのアクセスが国だけでなく民間企業にとっても実現可能なものとなりました。

その中で、テラスペースは低コストかつ短納期で量産可能な超小型人工衛星の開発に着手します。これまでの宇宙利用の概念を覆す新たな発表が待たれる中、彼らの挑戦が始まったのです。

宇宙機開発室の設計と活動内容


この研究拠点に常駐するのは、数多くの人工衛星開発に関与してきた熟練のエンジニアたち。彼らは宇宙機開発室の内装を整え、2021年には人工衛星の組立を開始する予定です。その過程は一般の人々にも公開され、宇宙や衛星開発への理解を深められるイベント「人工衛星見学会」も計画されています。

特に注目したいのが、2022年に予定される初の人工衛星の打上げです。この衛星はIoT技術を活用し、携帯電話やWi-Fiが届かない地域、特に山間部や海洋での災害対策に役立てられる予定です。

未来に向けての展望


テラスペースは、初代人工衛星の開発のみならず、平行して2号機の制作、さらに衛星運用局をも開局予定です。2023年には2号機の打上げも見込まれています。これにより、京田辺市が宇宙産業の一大拠点としての役割を果たすことが期待されています。

テラスペース株式会社の紹介


この画期的な挑戦を展開するテラスペース株式会社は、カゴヤ・ホールディングス株式会社の一部で、設立は2020年2月4日。人工衛星の企画や開発、販売などを手がけています。

住所は、京都市左京区吉田本町にある京都大学国際科学イノベーション棟。ここから新たな宇宙の未来が発信されることになります。

結び


宇宙関連のビジネスはますます盛り上がりを見せています。テラスペースの取り組みは、多くの人々が宇宙に興味を抱き、未来の可能性を考えるきっかけとなるでしょう。今後の動向から目が離せません!

会社情報

会社名
テラスペース株式会社
住所
京都市左京区吉田本町36番地1京都大学国際科学イノベーション棟104KUViC内
電話番号
0774-74-8202

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