大正大学の学生が「IMOLYMPIC2024」で栽培の成果を発揮!
2024年11月21日、東京都豊島区にある大正大学で、学生たちが手がけたサツマイモが「IMOLYMPIC2024」のプランター部門で優勝を果たしました。このコンテストは、参加団体が屋上や敷地内で育てたサツマイモの最大重量を競うものであり、大正大学に所属する「キャンパス農園班」の学生9名が育てたサツマイモはなんと1389グラムの重さに達しました。
栽培の背景
大正大学では、地域課題の解決を目指す「すがもプロジェクト」を通じて、学生や教員が協力して農業活動を行っています。このプロジェクトでは、巣鴨・西巣鴨・滝野川地区を中心に様々なフィールドワークが展開されており、今回のサツマイモ栽培もその一環です。学生たちは大学の屋上やデッドスペースを利用し、伝統的な野菜や果樹を中心に育成しています。
IMOLYMPICとは?
「IMOLYMPIC」は、銀座でミツバチを養蜂する「銀座ミツバチプロジェクト」が主催するイベントです。サツマイモを育てることで、屋上緑化や環境意識の向上を図るこのイベントには、多くの団体が参加し、それぞれの収穫の成果を競っています。大正大学のサツマイモは、参加団体の中で最も重い結果を残し、見事に優勝を手にしました。
学生たちの活躍
文学部歴史学科の4年生、牧野莉子さんは、「2023年のプランター部門では4位だったので、今回は優勝できてとても嬉しいです。サツマイモの収穫がこんなに大きくなるとは思っていませんでした。」と喜びの声を響かせました。彼女は、この活動を通じて都市農業の可能性を感じ、後輩たちにも参加を促しています。
教員の視点
担当教員の古田尚也教授も活動の定着を称賛しました。「学生たちによるこの活動は、すっかり大正大学に根付いています。収穫したサツマイモは、芋焼酎『巣鴨芋人』の原料になる予定です。」と語ります。商店街との連携も強化され、地域とのつながりを育んでいます。
プロジェクトの今後
サツマイモ栽培は本学のキャンパス活動の一環として続けられており、今後は埼玉校舎にも拡大予定です。グリーンインフラの取り組みにより、都市環境の改善も目指して活動しています。大正大学は、「智慧と慈悲の実践」という理念のもと、今後も持続可能な地域社会の形成に貢献していくことでしょう。
また、このようなプロジェクトを通じて、学生たちは研修やスキルを得ながら、地域の人々とも交流を深めています。今後の展開が期待されます。詳しい情報は公式サイト
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