フロッグウェル株式会社、IPO対応専門チームを設立
フロッグウェル株式会社がIPOを目指す企業向けに、Salesforceを基盤とした内部統制構築を専門に行う新たなコンサルティングチームを設立したことが発表されました。代表取締役の小谷直也氏が率いる同社は、上場へ向けたプロセスにおいて、業務プロセスの標準化や内部統制の整備において、企業の負担を軽減することを目的としています。
課題の背景
IPOを目指す企業は、上場審査に通過するために強固な内部統制体制の構築が求められます。しかし、多くのスタートアップや成長企業には、さまざまな課題が立ちはだかっています。例えば、内部統制に必要なプロセスの文書化や標準化は進まず、営業や販売プロセスが属人化していることが多いです。また、Excel管理に示される承認プロセスの不透明性や、システム基盤が不足していることも大きな課題です。
このような状況下で、フロッグウェルの専門チームが設立されたことは大きな一歩となります。彼らは、中小企業診断士、USCPA(米国公認会計士)から、上場準備経験者まで、幅広い専門家が揃い、企業のニーズに応じたサポートを提供します。
提供するソリューション
フロッグウェルは、特にSalesforceプラットフォームを活用し、J-SOX監査要件を満たすための効率的な内部統制プロセスを作り上げます。このプロセスにより、IPOを目指す企業は、監査法人からの要件に迅速に応えることが可能となり、短期間での統制基盤の整備が期待されます。
主なサービス内容には、
- - J-SOX対応業務フロー・業務記述書・リスクコントロールマトリックスの作成支援
- - Salesforce上でのプロセス自動化
- - 監査ログの自動取得と保管
- - 販売・購買プロセスの統制強化
などが挙げられます。
専門家チームの強み
フロッグウェルの専門家チームは、豊富な専門知識と実務経験に裏打ちされています。現状診断から理想的なビジネスプロセスの設計まで、一貫してサポートを行い、IPOに必要な統制レベルの確保を効率的に達成します。また、監査法人や証券会社との折衝経験を活かしたアドバイスも行い、上場後の運用を見越した設計が期待されています。
期待される効果
新しい内部統制プロセスを導入することで、企業は以下のような効果を期待できます。
- - 上場審査への対応力向上
- - 業務効率の改善
- - 監査対応工数の削減
- - 経営の透明性向上
今後の展開
フロッグウェルは、今後IPO支援のノウハウを基に、上場企業向けの内部統制高度化支援やM&A後の統合支援サービスへと展開していく予定です。また、Salesforceを中核としたガバナンス強化ソリューションの開発にも取り組みます。IPO準備中の企業は、ぜひ同社へのお問い合わせを検討してください。
お問い合わせ先
フロッグウェル株式会社 お問い合わせページ
会社概要
- - 会社名: フロッグウェル株式会社
- - 代表者: 小谷 直也
- - 設立: 2010年5月
- - 所在地: 東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階
- - 事業内容: メーカー・販売会社向けシステム構築、Salesforceソリューション開発、医療関連データ収集など。
- - 所属団体: MD-Net賛助会員、ジャパン・クラウド・コンソーシアム