新たな拠点「ゆめタウン呉レクレ館」が誕生
広島県呉市で2025年10月23日、株式会社イズミが運営する「ゆめタウン呉レクレ館」が満を持してオープンします。この施設は、2005年に開業した「レクレ」から新たに生まれ変わります。長年にわたり地域に親しまれてきたこの商業施設が、再び多くの人々に愛される場所となるよう、最新の専門店を取り入れ、既存の店舗もリニューアルを行います。
新たなコンセプトと施設機能
「ゆめタウン呉レクレ館」では、「TRI!reKURE~トライレクレ~」というコンセプトのもと、次世代のまちづくりに挑戦します。「トライ」は三つの挑戦を示し、具体的には:
1.
呉駅前エリアのにぎわい創出(回遊機能)
2.
呉市民の交流の活性化(交流機能)
3.
呉市の情報発信(発信機能)
これらの機能を統合し、地域の中心となる空間を提供することを目指します。
地域連携とアートプロジェクト
また、「ゆめタウン呉レクレ館」では地域との連携を強化し、特に「ART地プロジェクト」との協力によるアート施策も計画しています。呉の若手経営者である中原佑介氏とそのチームは、観光振興を目的としたミューラルアートの導入に取り組んでいます。これにより、呉の文化とアートが融合する新たな場所として、魅力的な空間が生まれます。
アートは2025年11月17日から12月20日頃までの間に設置される予定で、施設内の自由通路や飲食フロアに展開されます。アート作画期間中は、その様子を見学することも可能です。
便利な設備と賑わいの創出
新たに設けられるコミュニティスペース「~歩くを楽しく~」では、呉駅から「ゆめタウン」を経て「大和ミュージアム」までの通路にミューラルアートを施し、休憩スペースやイベントスペースとして厚く利用される予定です。この空間を通じて地域の賑わいを生み出すことにも力を入れています。
さらに、駐車場との連携やカーシェアサービスの導入によって、訪れる人々の利便性も向上します。駐車場は両施設間で相互利用が可能となり、利用者にはお得な割引が提供されます。また、レクレ館内も居心地の良い空間づくりが目指されており、誰でも気軽に利用できるような環境が整っています。
新規専門店も続々とオープン
1stオープン時には、呉市初出店となるリユースショップ「2nd STREET」の他、広々とした掘りごたつ個室が魅力の居酒屋「和香菜」や、地域に密着した整骨院・鍼灸院も開業します。
これらの新しい専門店が加わることで、呉市を訪れる人々だけでなく、地元の方にとっても利便性と選択肢が大幅に増えることでしょう。これからも幅広い世代のニーズに合わせた商品やサービスを充実させ、地域に貢献する店舗作りを進めてまいります。
「ゆめタウン呉レクレ館」のオープンを通じて、呉市が新たな魅力を持つ街へと生まれ変わることに期待が高まります。そして、このプロジェクトが地域全体の活性化につながることを願っています。