ベイシアが新たなDXシステムを導入
最近、株式会社ベイシアが商業施設向けのリーシングDXシステム「ショップカウンター エンタープライズ」を導入したとのニュースが報じられました。この取り組みは、より良い商品を提供するために、店舗運営の効率化を目指すものです。
株式会社ベイシアの背景
ベイシアは群馬県前橋市を本社に持つ、スーパーマーケットチェーンで、現在、1都14県に138店舗を展開しています。企業理念に「より良いものをより安く」を掲げており、地域の日常生活を支える存在として、自社店舗は食品を中心に多種多様な商品を取り揃えています。
特に、地域に根ざした店舗運営を心がけており、顧客の視点を重視した売場作りやサービスを展開しています。日常の買い物の利便性向上に加え、地域のインフラとしての役割も担っており、多様な来店動機を創り出すことに注力しています。
リーシングの運用管理における課題
しかし、ベイシアは現在、リーシングの運用管理を主にExcelで行っているため、情報を管理するための属人化や対応漏れのリスクが存在します。特に、スーパーマーケットではテナント募集中の店舗数が多く、業務の標準化や収益拡大が難しい状況にあり、さらに新たな出店者との接点を創出するための体制が求められていました。
ショップカウンター エンタープライズ導入による変化
このような状況のもと、ベイシアは「ショップカウンター エンタープライズ」を導入します。このシステムによって、催事を通じた収益の拡大を目指し、運用の平準化を図ることができます。具体的には、収益の状態や問い合わせ内容を可視化して、改善を重ねることが可能となります。また、集めた情報を基に今後の店舗展開や誘致方針を見直す助けともなります。
初期導入では7店舗からスタートし、独自の募集サイトの設立を進めます。テナントの募集から日程調整、申込管理までの一連のフローを一本化し、本部と各店舗の連携を強化することが目指されています。
また、カウンターワークスのコンサルタントが支援に入ることで、短期間での運用改善を実現し、店舗の収益性向上に関与します。
導入企業の期待
株式会社ベイシア リーシング事業部の髙橋直樹氏は、今回の導入に対する期待を表明しています。「催事は単なる収入源でなく、お客さまに新たな発見を提供する重要な取り組みです。今回のシステムを通し、運用体制を整え、より幅広い出店者との出会いを創出できることを期待しています」とコメントしています。
最後に
こうした取り組みにより、ベイシアは収益性の向上と店舗の賑わいの両立を図りながら、地域における生活環境をより良くする影響を与えることを目指しています。商業施設のDX化は、今後の流通業界においても重要なトピックとなるでしょう。新たなシステム「ショップカウンター エンタープライズ」がどのように機能するのか、今後の展開に注目が集まります。