大阪ガスの住宅
2024-10-17 03:37:22

30年の実績が評価される大阪ガスの環境共生住宅

大阪ガス実験集合住宅「NEXT21」の30年の歩み



大阪ガスが誇る実験集合住宅、NEXT21が2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、同施設が1993年に竣工し、1994年から開始された居住実験の成果が大きく評価された結果です。この30年間、NEXT21は大阪ガスの社員やその家族が住みながら、環境、エネルギー、設備、住まい方など多岐にわたる実験と提案を重ねてきました。

30年のエネルギー実験



NEXT21では、災害時の備えとして、居住者が参加する形で様々なエネルギー実験が行われました。特に注目すべきは、停電や断水時にも72時間自立可能なシステムの実証実験です。このような取り組みは、地域における防災拠点としての役割を果たすことを目指しています。

また、NEXT21は独自のエネルギーシステムを構築し、住人が快適に生活しながらも環境への負担を低減する方法を模索しています。これは、持続可能な社会を構築する上で大変貴重な実証モデルとなっています。

環境共生の実現



ただ単に居住空間を提供するのではなく、NEXT21は環境への配慮を強く意識した設計がなされています。居住者は、植栽の手入れや生物多様性をテーマにしたワークショップを開催し、地域の自然環境の価値を高める活動に参加しています。このような活動を通じて、居住者自らが環境保護に貢献する意識を育み、地域全体での共生社会の実現を目指しています。

地域コミュニティの形成



NEXT21は単独の居住者だけでなく、地域全体とのつながりを重視しています。昨年10月には、30周年を記念して過去の居住者が集まるイベントが開催されました。さらに、地元の音楽家による演奏会や料理教室、草花案内会など、多彩なイベントを通して地域住民とのコミュニケーションを深めています。

このような活動により、NEXT21は地域密着型の集合住宅として、新たなコミュニティの形成を目指しています。居住者や地域が一体となった活動が、持続可能な地域社会を築く基盤となるのです。

グッドデザイン賞の審査委員からは、「30年にわたり、時代に合わせてコンセプトを進化させ続けている点がすばらしい」「個々の住戸を超え、地域を巻き込んだエネルギー活用が期待される」と高く評価されています。

今後の展望



NEXT21は今後も、地域の特性を生かしながら、より一層のコミュニティ形成を進め、新しいエネルギーシステムの実証地点としての役割を担っていく考えです。多様なイベントや参加型のプログラムを通じて、居住者や地域住民が共に成長し、持続可能な生活様式を実践する場としての存在感を強めています。

詳しい情報は、グッドデザイン賞の公式ウェブサイトでも確認することができます。

まとめ



大阪ガス実験集合住宅NEXT21は、環境、エネルギー、コミュニティの3つの視点から持続可能な社会の実現に向けた、新しい住まいのあり方を提案し続ける貴重な存在です。今後の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
Daigasグループ
住所
大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号
電話番号

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