DataSignとGeolocationの提携
2017-10-16 14:28:34
DataSignとGeolocation Technology、タグトラッキングデータ提供でビジネスを加速
DataSignとGeolocation Technologyが提携
最近、株式会社DataSignはGeolocation Technology社が運営する「どこどこJP」に対して、タグトラッキングデータの提供を始めました。この新サービスは、オンラインプライバシー通知を自動生成する「DataSign FE」との統合によって、マーケティング領域のさらなる革新を目指しています。
提供するサービスの概要
「どこどこJP」はIPアドレス情報と位置情報を結びつけてデータを提供するサービスです。DataSignが新たに導入するタグトラッキングデータは、約17万件の組織データに基づいており、企業が自社ウェブサイト上で利用している外部サービスを特定するための情報を提供します。これにより、ユーザーはGoogleアナリティクスなどのプラットフォームで、訪問した企業がどのようなサービスを利用しているかを把握できるようになります。
このタグトラッキングデータは月額1万円から利用可能で、詳細については「どこどこJP」の公式サイトにて確認できます。この機能は、企業がマーケティングオートメーションの解析を行う上で非常に有用なツールとなるでしょう。
調査方法とデータの収集
この新サービスの展開に伴い、DataSignでは「どこどこJP」に搭載されている組織URLを対象にした調査も行いました。調査は2017年10月6日から10月13日の期間で実施され、約17万件のウェブサイトをクロールし、同一ドメインの10ページにおけるHTTPリクエストを分析することでデータを収集しました。この方法により、ウェブサイト管理者が使用していないバックエンドのサービスも検出することができるため、より正確な利用状況を把握することが可能となります。
DataSignのビジョン
DataSignは、オンラインプライバシーに関するニーズの高まりを受けて、企業や消費者が安心してデータを管理・活用できる仕組みを提供することを目指しています。設立は2016年で、以来、パーソナルデータの適切な取扱いを実現するためのサービスの開発に注力しています。
その一環として、DataSign FEはウェブサービスのデータ収集とそれに対するオプトアウト手段を提供しています。これにより、消費者はデータがどのように利用されているのかを把握でき、透明性のあるデータ活用へと繋がります。
今後の展望
DataSignは今後、マーケティングの領域だけでなく、Geolocation Technologyが提供する他のソリューション分野との連携を模索することも計画しています。企業がデータに基づく意思決定を行う際の精度を高め、その結果として顧客に対するサービス向上を目指すという、明確なビジョンを掲げています。
最後に、DataSignとGeolocation Technologyによるこの新しいサービスは、企業にとって貴重な資産となることは間違いなく、今後のマーケティング戦略において重要な役割を果たすでしょう。さらなる情報の提供や調査代行も行っているため、興味のある企業はぜひお問い合わせを検討してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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株式会社DataSign
- 住所
- 東京都新宿区新宿2-5-1アルテビル新宿10階
- 電話番号
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