梅雨時期は要注意! ビタミンD不足が招く健康リスク
ジメジメとした天気が続く梅雨時期。気分が沈んだり、体調を崩しやすい人も多いのではないでしょうか?
実は、梅雨時期は日照時間が短くなるため、ビタミンD不足に陥りやすい季節です。ビタミンDは、太陽光を浴びることで体内で生成される重要な栄養素。骨の健康や免疫力の維持、さらには精神安定にも役立ちます。
しかし、現代人は日焼け止めやUVカット対策など、紫外線を避ける行動が多く、十分なビタミンDを生成できていない可能性が高いのです。
現代人のビタミンD不足の実態
日本ゼオン株式会社が行った調査によると、20~60代の男女993人のうち、約半数が「現代人がビタミンD不足だと聞いたことがある」と回答。一方で、日光浴によってビタミンDが生成されることを知っている人は半数以上いるものの、日焼け止めがビタミンDの生成を阻害することを知らない人は7割以上という結果に。
さらに、5人に1人は3ヶ月に1回以上風邪や感染症にかかっているという事実も判明しました。
専門家も警鐘! ビタミンD不足は様々な健康リスクを高める
ビタミンD不足は、免疫力の低下、骨粗鬆症、うつ病などのリスクを高めると言われています。
機能性医学の専門家である斎藤糧三先生は、「昨今、感染症の罹患や骨折が増加している状況を鑑みると、ビタミンD不足は国民的リスクとして深刻化していく可能性がある」と警鐘を鳴らします。
梅雨時期こそ! 正しい日光浴でビタミンDを生成しよう
では、どうすれば効率的にビタミンDを生成できるのでしょうか?
斎藤先生によると、梅雨時期でも、晴れた日の10時~14時の間に15~20分程度、顔や腕などを露出して日光浴をすることが効果的です。ただし、日焼け止めを塗る場合は、顔と首だけに限定し、手足は露出した状態にして、ビタミンD生成を妨げないようにしましょう。
また、曇りや雨の日でも、比較的明るい薄い曇りの日は、無理のない範囲で少し多めに太陽を浴びるように心がけましょう。
日光浴ナビゲートデバイス『LNES® SL-04』で効果的な日光浴をサポート
日本ゼオン株式会社では、太陽光を数値化し、適切な日光浴時間を提案するデバイス『LNES® SL-04』を開発しました。
このデバイスは、天気情報と連動し、日焼けのリスクを考慮しながら、最適な日光浴時間を教えてくれます。さらに、日光浴の効果を3つの指標で評価し、ログとして記録することも可能です。
梅雨時期は、日照時間が短く、ビタミンD不足になりがちです。適切な日光浴と食事、そして必要があればサプリメントなどを活用し、健康的な生活を送りましょう。