長崎大学と共同開発した生成AIソリューションの発表会を開催

ニーズウェルと長崎大学が開発した生成AIソリューション

株式会社ニーズウェルは、長崎大学との提携により、業務の効率化を目的とした生成AIソリューション「QualiBot」と「FSGen」を開発しました。このソリューションは、特に入札案件の提案や財務資料の自動生成において、その性能を発揮します。

産学共同開発の成果

「QualiBot」は、入札案件に関連する仕様書を自動で取得し、多様な情報を分析・診断することができるソリューションです。このシステムの導入により、実際に業務担当者の作業負担が90%削減されるという結果が得られました。この効果は、作業時間の大幅な短縮と業務精度の向上によって実現されています。これにより、企業は人件費の削減と効率的な業務運営が可能になります。

一方、「FSGen」は、企業が必要とする決算短信や報告書をAIによって自動的に生成するソリューションです。財務データの収集から整理、さらには文書化に至るまで、これまで数ヶ月かかっていた作業の一連を迅速に行い、時間とコストの大幅な削減が可能となります。現在、これらのソリューションは試験的に社内で利用されており、今後の改善に向けた取り組みも進められています。

説明会の開催

この成果を踏まえ、ニーズウェルと長崎大学は共同で報道機関向けの説明会を開催します。説明会では、両社の開発した生成AIによってどのように業務の改善が図れるのかをデモンストレーション形式で詳しく紹介します。特に、「QualiBot」と「FSGen」に使われる生成AIがどう機能し、どんな利点があるのかを深く理解していただけるプログラムが用意されています。

説明会日程

- 日時: 10月10日（木）9:30～10:30（受付9:15開始）
- 場所: 長崎大学文教キャンパス環境科学部大会議室
- 内容:

1. ご挨拶（株式会社ニーズウェル常務執行役員小座間）
2. 概要説明（長崎大学情報データ科学部小林透教授）
3. デモンストレーション（長崎大学情報データ科学部学生、株式会社ニーズウェル）
4. 質疑応答

この機会にぜひ、報道関係者の皆様にご参加いただき、最先端の生成AI技術を体験していただければと思います。