金澤翔子展
2014-11-14 17:38:13

ダウン症の天才書家・金澤翔子展が目黒雅叙園で開催

ダウン症書家・金澤翔子展が目黒雅叙園で開催



東京都目黒区にある目黒雅叙園で、特別な書道展が開かれます。この展覧会は、ダウン症を抱える書道家、金澤翔子氏の作品を展示するもので、テーマは「共に生きる」。母親である金澤泰子氏は、娘との日々を振り返る日記をもとに約40点の作品を四つの章に分けて構成しました。

開幕は11月21日から始まり、12月28日までの期間、百段階段という東京都指定有形文化財の名所で閲覧可能です。内覧会は同日の午前9時から行われ、プレス関係者や関心のある方々を招待しています。翔子氏とその母、泰子氏の挨拶を含む趣旨の説明、質疑応答なども予定されています。興味がある方は、メールまたはFAXで事前申し込みをしてください。

展覧会の構成



この展覧会では、「共に生きる」というテーマに基づいた親子の絆が描かれています。翔子氏の書道は、その深い感情表現と細やかな筆使いで、多くの人々に感銘を与えています。彼女が表現する文字には、母娘の素晴らしい関係が込められており、見る人々に強いメッセージを伝えることでしょう。

また、展覧会は10時から18時まで開かれており、最終入館は17時30分です。入場料は当日1200円、前売り1000円、学生は600円で、学生証の提示が必要です。小学生以下は無料で入場できるため、家族での訪問もおすすめです。

金澤翔子さんの背景



金澤翔子氏は、1985年に東京都目黒区で生まれました。5歳の頃から母の指導を受けて書道を始め、その才能は幼い頃からすぐに顕在化しました。2005年には初の個展を開催し、その後も毎年のように作品を発表してきました。

特に2009年に開催した鎌倉建長寺や京都建仁寺での個展は多くの反響を呼びました。また、重要な文化財の場所での揮毫も行っており、天皇陛下の御製の揮毫や、福島にある「金澤翔子美術館」の開設など、その活動は多岐にわたっています。

翔子氏は書道界でも注目され多くのファンを持つ作家であり、障がい者としての境遇を超え、表現力豊かな作品を世に送り出し続けています。彼女の作品は、ただの美しさを越え、見る人の心に響く力を持っていると言えるでしょう。

まとめ



金澤翔子展は、芸術の力を通じて「共に生きる」ことの重要性を訴える貴重な機会です。展覧会は来る11月21日からスタートし、関心のある方々はぜひチェックしてみてください。伝える力、思いを込めた作品が、あなたを待っています。ぜひ、目黒雅叙園での特別な時間を楽しんでください。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人 京都文化協会
住所
京都府京都市下京区繁昌町290元成徳中学校3階
電話番号
075-354-8195

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