丹波市鉄道利用増進WESTERポイント事業について
兵庫県丹波市はJR西日本と手を組み、2021年7月から開始した「丹波市鉄道利用増進WESTERポイント事業」を2025年4月以降も継続することを発表しました。このプロジェクトは、地方自治体がICOCAポイントを還元する取り組みとして、JR西日本管内では初の試みです。
1. 実施期間
このサービスは2025年4月1日から2026年3月31日までの1年間、継続して実施されます。利用者はこの期間中、対象の駅から鉄道に乗れば、ポイントを獲得するチャンスがあります。
2. 実施概要
期間中、丹波市内の福知山線の各駅(丹波竹田駅、市島駅、黒井駅、石生駅、柏原駅、谷川駅、下滝駅)からICOCAを使って鉄道に乗車し、ICOCAエリア内の他の駅で下車した利用者には、後日、利用した運賃の5%相当をWESTERポイントで還元します。ただし、1ポイント未満の端数は切り捨てとなります。
3. ご利用条件
このポイント事業を利用するには、あらかじめWESTERポイント(チャージ専用)の利用登録を行う必要があります。この登録は無料で、利用当日までに完了させておく必要があります。なお、モバイルICOCAやApple PayのICOCA、SMART ICOCAを使用する場合は、自動で利用登録されるため、手続きは不要です。
ポイントの還元はご利用日の翌月中に行われ、たまったポイントは自動券売機などでICOCAにチャージして、列車の利用やお買い物に活用できます。モバイルICOCAやApple PayのICOCAを使用している場合は、ICOCAアプリを通じてポイントをチャージすることが可能です。
4. その他の情報
丹波市のこの鉄道利用促進事業についての詳細は、丹波市の公式ホームページを確認することで、最新の情報や注意事項を得ることができます。公共交通の利用を促進するこの取り組みは、地域全体の活性化にも寄与することでしょう。
この事業は、利用者に経済的なメリットを提供し、また地域への愛着を促す新たな試みとして注目されています。地域の方々や訪問する観光客の方々にぜひ、この機会を活用してもらいたいものです。