医療機関向けセミセルフレジ『OWEN』が音声ガイダンスを搭載し利便性向上

医療機関向けセミセルフレジ『OWEN』に音声ガイダンスが追加

最近、医療機関での業務効率化が進む中、特に待ち時間の短縮や会計がスムーズに行えるシステムが求められています。この流れに乗り、診療所向けのセミセルフレジ『OWEN』は、新たに音声ガイダンス機能を追加しました。これは、スーパーやコンビニなどで目にするセルフレジの進化を反映したものです。

開発の背景

『OWEN』の開発チームは、日々の業務の中で、患者様からの「もっと分かりやすい案内がほしい」「音声での説明があれば助かる」といった意見を多数聞いてきました。これらのフィードバックを受け、患者様がストレスなく操作できるよう、操作手順を音声で案内することを決定しました。これにより、細かな手続きが求められる医療現場でも、患者様が安心して利用できる環境が提供できます。

音声ガイダンスの特長

音声ガイダンスを搭載した『OWEN』は、会計の流れを音声で伝えることで、視覚的な表示だけでは不足していた部分を補填します。例えば、会計手続きの各ステップで音声が流れ、どのような操作を行うべきかを明確に示します。これにより、特に操作が苦手な患者様にとっても、より利用しやすい環境が整いました。

加えて、両面タッチパネルは依然として好評であり、医療機関のスタッフと患者様の双方が画面を確認できるため、状況に応じて迅速なサポートが可能です。患者様への視認性向上を目的とした大きな画面も、動線の確保に寄与しています。

さらなる進化を目指して

2023年4月以降の出荷分からは、この新しい音声ガイダンスが標準装備され、患者様の会計をより一層スムーズに進められるようになります。開発チームは、これをチャンスと捉え、より多くのユーザーへのフィードバックを元に更なる改善を続ける意向です。

「ユーザー様からの要望に応えられたことを嬉しく思います。今後も、患者様が何一つ不安なくご利用いただけるシステムを提供したいですね」と開発者は語ります。

医療機関への導入のメリット

この『OWEN』は、特に患者様が多く来院する医療機関においてその効果を発揮します。会計処理のスピードが向上することで、患者様の待ち時間を軽減し、ひいては医療機関の業務負担を軽減することができます。たとえば、QRコード決済や電子マネー、クレジットカードなど多様な決済手段に対応していることから、患者様は自身の都合に合わせて最適な支払い方法を選ぶことが可能です。

今後、2025年に予定されている大阪万博に向けて、訪日外国人が増えることも見越し、多言語対応のオプションも視野に入れています。多様なニーズに応える柔軟さと、使用しやすさが今後も求められるでしょう。

最後に、診療所や医療施設の皆様には、ぜひ『OWEN』を活用し、音声ガイダンスによる利用者の利便性向上を実感していただきたいと思います。