ヘルプマーク普及
2014-10-01 14:00:04
ヘルプマークの普及促進と企業との連携強化の取り組み
ヘルプマーク普及促進への取り組み
2012年にスタートしたヘルプマークは、外見から援助が必要であることがわからない方々に配慮を示すためのマークです。しかし、2014年までに配布された5万個のマークにもかかわらず、その社会的認知度は依然として低い現状にあります。このため、東京都の方針に基づき、ヘルプマークサポート事務局が新たに設立され、より一層の普及を目指しています。
ヘルプマークの意義
ヘルプマークの目的は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病を抱える方、妊娠初期の女性など、さまざまな理由で支援を必要とする方々に向けて、周囲の理解と協力を得ることにあります。特に、物理的な外見からは支援が必要と見えにくい方々のため、周囲の人々に対し配慮を促す重要なツールです。
民間企業との協力
最近では、官民協力を進めるため、民間企業への広報や連携強化が進められています。ヘルプマークの趣旨を理解し、その活動を協力いただける企業や団体とのパートナーシップを築くことが目指されています。具体的には、CSR(企業の社会的責任)を担当する部署に積極的にアプローチし、ヘルプマークの普及活動に賛同してもらうよう依頼しているのです。
その一環として、東京人権啓発企業連絡会と連携し、125社に向けてポスターを配布し、親しみを持ってもらうことを目指しています。また、今後はCSR担当者に対する研修やサポートも実施し、ヘルプマークの使用を促進していく予定です。
ヘルプマークへの再評価
ヘルプマークの公式ウェブサイトもリニューアルされ、ヘルプマークを利用する方の声を反映させつつ、情報やコンテンツの更新を行っています。特に、民間企業との連携や実績を定期的に発信することで、社会全体で協力する意識を育むことを狙っています。
「たすけあいの日」について
毎年10月15日は「たすけあいの日」として、全国で地域社会の助け合いやボランティア活動を推進する日として制定されています。この日は、ヘルプマークをはじめとするさまざまなマークの意義を再認識し、必要な配慮を広める機会ともなっています。自分たちの周囲にいる支援が必要な方々に、どう配慮し、手を差し伸べるかを考える良いきっかけとなるでしょう。
まとめ
ヘルプマークの普及活動は、東京都の主導により強化されており、民間との連携が一層進められています。これにより、支援が必要な方々がより良いサポートを受けられる社会づくりが期待されています。私たち一人ひとりがヘルプマークの存在を意識し、助け合うことの大切さを再確認することが求められています。
会社情報
- 会社名
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ヘルプマークサポート事務局
- 住所
- 東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ18F
- 電話番号
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