ビットコイン10年後の未来予測:継続する投資対象か?
2025年4月1日、株式会社フォーイットのWeb3メディア「Mediverse」が実施したアンケート調査では、ビットコイン(Bitcoin/BTC)について、全国の20歳以上の500名から得られた意見を集計しました。調査の目的は、ビットコインへの投資意向とその将来の展望を知ることでした。具体的な結果を以下にまとめます。
調査概要
- - 対象者:20歳以上の男女
- - サンプル数:500人
- - 居住地:全国
- - 調査方法:ネットリサーチ
- - 実施日:2025年4月1日
- - 調査メディア:Mediverse
ビットコインへの投資意向
調査によると、ビットコインへの投資を行っていると回答したのはわずか11.4%。全体的に女性と男性で差があり、男性の16.4%に対して女性は6.4%と、男性の方が約2.5倍多くなっています。また、30代男性が最も高い投資率を示し、約4人に1人(24%)が投資を行っていることが明らかになりました。
世帯年収別では、年収700万円以上の層が特にビットコインへの投資に意欲的で、投資率は他の層に比べて2~3倍の差が見られます。これは、経済的余裕がある層がビットコインのリスクに対してより開放的であることを示唆しています。
10年後のビットコインの未来
参加者にビットコインの10年後についての予測を尋ねた結果、最も多い回答は「わからない」(43.2%)であり、次いで「一般利用は進まずマニア層の投資対象に留まる」(27.8%)や「現在の価値を保てず衰退する」(15.8%)が続きました。
特に男女別で見ると、女性は「わからない」と答えた割合が過半数を超えたのに対し、男性は約30%に留まり、男女間での理解の深さに違いがあることが伺えます。また、年齢層が上がるにつれ、「一般利用は進まずマニア層の投資対象に留まる」という見方が強まる傾向があります。
世帯年収別では、1,000万円以上の層だけが「一般利用は進まず…」という意見が「わからない」を上回り、投資対象としての今後の立場に明確な考えを持っていることが示唆されています。また、300万円以下の世帯層では「現在の価値を保てず衰退する」の回答が最も多かった(20.4%)ことから、却って不安視されていることがわかります。
総括
総じて、今回の調査結果は日本国内におけるビットコインの投資率が低く、今後の展望も不透明であることを示しています。主に年齢、性別、世帯年収によって意見が分かれており、特に「わからない」との回答が多かったことからも、ビットコインへの興味関心が低い層が存在することが浮き彫りになりました。
国際情勢の影響が強いビットコインですが、投資先としての将来性や安全資産としての役割には注目が集まります。ビットコインが今後どのように変化し、市場にどのように適応していくのか、注視が必要です。
Mediverseでは、今後もビットコインをはじめとする暗号資産に関する最新情報を発信続けます。
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