SATORIが切り拓くWEBマーケティングの新境地
2014年3月6日、トライアックス株式会社と株式会社スペイシーズは、オムニチャネル時代に最適なWEBマーケティングソリューション『SATORI(サトリ)』を発表しました。この新しいサービスは、ユーザーのニーズに応じた効果的なマーケティング戦略を構築するために設計されています。
SATORIの概要
『SATORI』は、トライアックスが提供するコンテンツ管理システム(CMS)『LaCoon(ラクーン)』と、スペイシーズのプライベートデータマネジメントプラットフォーム『owldata(オウルデータ)』が統合されています。この両者の連携は、ビッグデータを駆使したトータルマーケティングソリューションを実現しており、マーケティング活動の効率化と効果的なPDCAサイクルの運用をサポートします。
何ができるのか?
この新しいソリューションは、以下のような機能的なメリットを提供します。
- - HP、メルマガ、会員情報、POSなどからのデータを基に、マーケティング仮説を検証可能
- - 反響分析を通じたレコメンデーション機能により、より効果的な施策運用
- - クラウド型データマネジメントシステムと連携することで、顧客の行動データを効果的に活用
- - 時間や場所にとらわれないシームレスなコミュニケーションを実現し、O2Oの促進が可能
導入の具体例
『SATORI』の導入は、さまざまなビジネスシーンでの活用が期待されます。例えば、以下のようなケースがあります。
ケース1: 複数ウェブサイトでの顧客体験向上
従来のページ単位での管理から、ユーザー単位でのデータ管理へと進化することで、複数のウェブサイトにわたる顧客の反応を網羅的に分析し、パーソナライズされたコンテンツ配信を実現します。
ケース2: B2Bウェブサイトの顧客動向把握
潜在的、顕在的、既存顧客のそれぞれが関心を持つコンテンツやメールの特定が可能となり、営業活動の戦略に生かすことができます。
ケース3: O2Oコミュニケーションの強化
ECサイト内での顧客行動データをもとに、店舗で適切なクーポンを提供する仕組みを作ることで、オフラインとオンラインをつなぐ新たな体験を提供します。
データ取り扱いの信頼性
『owldata(オウルデータ)』では、個人データの取り扱いに関して慎重に配慮しており、日本版PIA(プライバシーインパクトアセスメント)に参加することで、適切なデータ管理を実現しています。これにより、企業は安心してデータを活用できる環境が整っています。
会社紹介
トライアックス株式会社は2003年に設立され、『研究の実用化』をテーマに様々なマーケティング技術とサービスを提供しています。一方、スペイシーズは最新技術を駆使し、『仮説の終焉』を目指すサービスを展開しています。両社のコラボレーションにより、今後さらなるサービス進化が期待されます。
新たな時代のマーケティングは、データに支えられた戦略的アプローチによって実現されるのです。『SATORI』を活用することで、企業は顧客とのより良い関係を築き、ビジネスの成長を促進していけるでしょう。