文化座の最後の舞台
2025-01-10 14:35:21

文化座の集大成!マキノノゾミ書き下ろしの舞台『にんげんたち』上演決定

2025年の初春、東京都港区にある俳優座劇場で、劇団文化座の公演168『にんげんたち~労働運動社始末記』が開催されます。この舞台は著名な劇作家マキノノゾミによる書き下ろし作品で、演出は鵜山仁が手掛けます。このパフォーマンスは文化座にとって特別な意味を持つものであり、数々の名作を生み出した俳優座劇場での最後の舞台となることから、観客の注目を集めています。

公演は2025年2月21日から3月2日までの間に行われ、その期間中は計12回の上演が予定されています。具体的には、平日の夜や週末に加え、一部の日にはアフタートークも設定されており、観客とのインタラクションも楽しめる工夫がなされています。

あらすじは、大正時代の日本を舞台にしたもので、孤立した無政府主義者の大杉栄と伊藤野枝が旧友村木源次郎に寄り添われながら、苦境を乗り越えて成長していく様子が描かれます。彼らは、時代の波に逆らって「労働運動」を通じて社会的な運動に関わりを持つこととなり、仲間たちとの関係性も描かれています。大杉と野枝が社会運動の中心人物に返り咲く過程や、仲間との自由な結社の形が如何に変化していくかも見どころとなります。

この演目では、当時の日本社会の複雑な様相が実に味わい深く描かれており、観客は時代の変遷とともに、希望や挫折、仲間との絆を感じることができます。大正デモクラシーの息吹が感じられる中、物語が進むにつれて緊張感が高まり、最終的には悲劇が待ち受けていることも予感させます。

公演キャストには、多彩な俳優陣が名を連ねており、米山実、沖永正志、白幡大介、藤原章寛、などが登場します。彼らは舞台の魅力を引き立てる重要な役割を担っており、観客に強い感動を与えることでしょう。

チケットは現在カンフェティで発売中であり、特別割引もありますので、早めの予約をおすすめします。一般料金は5500円ですが、カンフェティ限定で1000円割引の4500円の席も用意されています。全席指定で、開演の30分前に開場する予定です。

公式ウェブサイトには公演の詳細が記載されており、最新情報が随時更新されていますので、訪問してみると良いでしょう。文化座の集大成ともいえる本作、ぜひ観客としてその目に焼き付けることをお勧めいたします。

この公演はただのエンターテインメントにとどまらず、歴史や社会問題を考察する貴重な機会を提供してくれます。ぜひ、劇場で生のパフォーマンスを体験し、心に残る瞬間を共有しましょう。


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カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
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