2025年の消費動向と節約意識
近年、物価上昇が家計に与える影響が広く報じられていますが、マイボイスコム株式会社が行った最新のインターネット調査によれば、2025年の日本においてもその影響が顕著に見られることがわかりました。調査は2026年1月1日から7日にかけて行われ、11,296名の回答を集めました。このデータから見えてきた日本の消費動向と節約意識について、詳しく見ていきましょう。
1. 節約を意識する人が多い現状
調査結果によると、過去1年間に経費を節約したと答えた人は6割弱となり、特に女性50代においてはその傾向が高まりました。節約を実施した理由として最も多かったのが「物価上昇」で、全体の42.0%がこの理由を挙げています。また、将来生活に備えたいという意識も強く、33.8%がそのために節約していると回答しました。
2. 幸福感と生活満足度を探る
一方で、2025年の生活に満足していると感じている人は合計で約6割。その中心層は女性と高齢者であり、特に女性が生活に対して高い満足感を持つ傾向が見られました。男性30~50代は、この満足度が低く、世代間での明確な差が表れています。この現象は、男性層が節約への意識がより強く、「満足できなかった」という声も多かったことに起因しています。
3. 消費意欲の変化
興味深いことに、2026年は昨年と比較して、「旅行」や「趣味・娯楽・教養」に対してお金をかけたいという意欲が高まっています。特に「旅行」にお金を使いたいと考える人は20.1%にのぼり、これは女性60代の回答に特に多く見られました。男性30~40代はやや低くなっていますが、全体的には消費意欲の回復を示唆するものと言えるでしょう。
4. 節約のための具体的行動
節約を心がける項目としては、「食料品」や「外食」が上位に挙げられています。食料品では32.7%、外食では26.1%が節約対象となっています。また、若年層では「公共料金」や「衣料品」の節約意識が薄く、「特にない」と考える割合も多く見受けられます。
5. まとめと今後の展望
この調査結果は、物価上昇が家庭の経済状況や消費行動に与える影響の大きさを再確認するものとなりました。今後の消費動向においては、節約と同時に旅行や趣味への支出意欲が高まっていることから、生活の質を向上させるための具体的な行動が求められます。さらに、各世代の満足度や幸福感の違いを踏まえた施策が鍵となるでしょう。マイボイスコムの調査はこのような生活者の実感に基づく貴重なデータを提供しており、今後の動向が気になるところです。
詳細な調査結果については、
こちらからご覧いただけます。