豊橋市での筋肉ブロッコリー栽培体験イベント
愛知県豊橋市では、次世代の食育を推進するため、「筋肉ブロッコリー」の栽培体験イベントが開催されます。このイベントは、株式会社INGENと愛知県豊橋市、エリアワン株式会社との協働によって実現しました。
イベント概要
イベントは9月6日と11月3日に、豊橋市綜合運動場で行われ、地域に住む小学生が対象となります。参加者は植え付けから収穫までの一連の体験を通じて、農業や食に対する興味を深められます。今回は特に、健康志向の強い食事の大切さを子どもたちに伝える機会としても位置づけられています。
筋肉ブロッコリーの特長
筋肉ブロッコリーは、一般的なブロッコリーに比べて必須アミノ酸BCAAが豊富に含まれています。特にバリン、ロイシン、イソロイシンがそれぞれ通常の1.3倍、1.8倍、1.7倍を誇ります。健康やスポーツを意識する人々に支持され、今年11月からはさらなる本出荷が行われる予定です。
イベントのポイント
イベントでは、参加者が自分の「マイ筋肉ブロッコリー」を育てることができる特徴があります。各自が名付けたブロッコリーを、自由に水やりしたり、肥料を与えたりすることで成長させ、愛着を持って育てられるよう工夫されています。また、ブロッコリーが育っていく様子はSNSで定期的に発信され、楽しみながら成長を見守ることができます。
さらに、健康教育の一環として、ブロッコリーが成長に必要な栄養素について学ぶ勉強会も実施されます。これは、生長要素として何が大切なのかを理解させる良い機会です。
収穫予測システムの体験
また、少しユニークな試みとして「収穫予測システム」が用意されています。このシステムは、苗の植え付け日から収穫日を予測し、成長の進捗を分かりやすくカウントダウンするポスター形式で表示します。子どもたちは、成長を目に見える形で感じることができるのです。
地域との連携
INGENの代表、櫻井杏子氏は「地域の農業への興味を深めてもらいたい」と語り、豊橋市の責任者である不破慎氏も「食を通じて地域を支えたい」と期待を寄せています。両者はこのイベントを通じて、地域活性化を目指しています。
参加方法
このイベントは、参加には事前の申し込みが必要で、最大50名の地域の小学生が対象となります。保護者の同伴も必要で、参加は無料です。
- - 日程: 9月6日(植え付け) 11月3日(収穫)の2日間
- - 会場: 豊橋市綜合運動場管理事務所
- - 持ち物: タオルと飲み物
参加希望者は、Googleフォームを通じて申し込みを行うことができます。ただし、定員に達し次第申し込みは締め切られるため、早めに申し込むことをおすすめします。
この機会に、ぜひ子どもたちと一緒に「筋肉ブロッコリー」の栽培を体験し、食育を楽しみましょう。