「群鶴図屏風」展示
2026-02-25 14:34:41

兵庫県立歴史博物館で展示される「群鶴図屏風」高精細複製品

群鶴図屏風の魅力とその複製作品の展示



兵庫県立歴史博物館は、米国ミネアポリス美術館蔵「群鶴図屏風」の高精細複製品を寄贈され、2026年2月25日から5月6日まで一般公開されることが決定しました。この寄贈は、キヤノン株式会社と特定非営利活動法人京都文化協会が進める「綴プロジェクト」の一環として実現したものです。

群鶴図屏風の概要


「群鶴図屏風」は、金色の背景に三十六羽の鶴が描かれた美しい作品です。様々な種類の鶴がリアルに表現されており、それぞれの美しさと優雅さが際立つ構成となっています。この作品は、江戸時代中期に活躍した画家、石田幽汀によって制作されました。幽汀は、播州明石郡出身で、写実的で装飾的な画風が特徴的です。

高精細複製の技術


この複製品の制作は、キヤノンの最先端のイメージング技術を駆使しています。フルサイズミラーレスカメラでオリジナルの文化財を高精細に撮影し、独自のカラーマッチングシステムを使用して画像を処理しています。また、12色の顔料インクを使用した大判インクジェットプリンターで印刷された後、京都の伝統工芸士によって金箔を使った装飾が施され、屏風に仕立てられています。これにより、オリジナルの作品を可能な限り忠実に再現することができました。

展示情報と見どころ


寄贈された高精細複製品は、兵庫県立歴史博物館の1階ロビーにて、ガラスケース越しではなく直接鑑賞可能です。この展示は、観覧者が間近で作品を見たり、自由に写真撮影を楽しむことができます。また、同館では、幽汀の他の作品である「四季風俗図屏風」も展示される予定で、こちらも無料で観覧可能です。展示期間中は、地域の歴史文化を子どもたちにも伝える教育普及活動が計画されています。

綴プロジェクトの意義


この「群鶴図屏風」の寄贈は、「綴プロジェクト」の理念を体現したものであり、日本の貴重な文化財が地域に根付く大切な機会です。このプロジェクトは、2007年から続いており、海外にある文化財を日本に持ち帰り、一般の人々に伝えるための活動です。これまでにも北斎や光琳の作品を含む60以上の高精細複製品が制作されてきました。

兵庫県立歴史博物館での「群鶴図屏風」の展示は、江戸時代の美術作品を身近に感じる貴重な機会です。文化に触れることは、歴史を知ることや自らを見つめ直す良いきっかけとなるでしょう。

詳細については、兵庫県立歴史博物館の公式ウェブサイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
キヤノン株式会社
住所
東京都大田区下丸子3-30-2
電話番号
03-3758-2111

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