中伊豆ワイナリー25周年記念ワインがついに登場！特別限定品の魅力とは

中伊豆ワイナリーが25周年を祝う限定ワイン

静岡県伊豆市に位置する中伊豆ワイナリーシャトーT.Sが、2025年の設立25周年を記念して特製の「限定醸造ワイン Vol.1」の発売を発表しました。このワインは、伊豆の地で特に困難とされるぶどう栽培に挑んできた栽培家たちの歴史と情熱を凝縮した特別な一品です。

限定醸造ワインの特徴

今回の「限定醸造ワイン」は、特別に仕立てられた300本限定の商品の一つで、商品名は「Yama Sauvignon 2023 Legacy Style」。ヤマ・ソービニオンという品種が100%使用されており、伊豆の土壌と気候で育まれたぶどうの特性を生かしたワインに仕上がっています。これまでの製品とは一線を画す、質の高い風味と香りを楽しめることができます。

ヤマ・ソービニオンが育まれる背景

ヤマ・ソービニオンは、1978年に山梨大学で誕生した交配品種であり、伊豆の環境でも栽培が可能な特性を持っています。しかし、伊豆の多雨による栽培の難しさも大きく、それに対して栽培家たちは工夫と研究による努力を重ねてきました。過去には台風の影響で収穫タイミングを逃した経験もある中で、最適な栽培方法を探求し続け、今では毎年安定した品質の果実を収穫できるようになっています。

伝統的な醸造方法

この限定ワインの醸造にあたっては、伝統的な製法が用いられました。特に「天然酵母による発酵」や「足踏みによるピジャージュ」が特徴で、これによりつくり手の思いが込められたワインが完成します。また、除梗破砕を行わずに、ぶどうの実と梗を一緒に発酵させることで、より自然な風味を残す製法に挑戦しています。

色合いと香り

出来上がったワインは、ややオレンジや赤色が混じり合ったクラッシックな色合いが特徴です。香りは梅やシソ、野イチゴの甘酸っぱさが感じられ、深みのある野趣あふれる香りと程良い樽香が広がります。味わいは非常に滑らかで、心地よい酸味と甘みのバランスが絶妙です。

ペアリングの提案

このワインは、ジビエや中華料理、レバーパテ、さらにはトリュフを使ったパスタとの相性が抜群です。特別な夕食やお祝いの席にぜひご利用いただきたい逸品です。

25周年を迎える中伊豆ワイナリー

中伊豆ワイナリーシャトーT.Sは、富士山をバックにした美しい自然環境の中で、ワイン造りとぶどう栽培に情熱を捧げてきました。リゾート施設としても人気で、レストランやホテル、さらにはグランピング施設も併設しており、来場者に対して特別な体験を提供しています。25周年を記念した限定ワインは、単なる飲み物ではなく、長い歴史や情熱を感じさせる特別な商品です。ワインの素晴らしさを体験するために、ぜひこの機会にお試しくださることをお勧めいたします。

2025年3月15日より販売開始。価格は税別4,500円で、店舗限定販売となります。シリアルナンバーは1〜300までの限定販売です。