ZenmuTechが新たなデータ保護ソリューションを発表
株式会社ZenmuTech(ゼンムテック)は、2025年2月17日からVDI(Virtual Desktop Infrastructure)やDaaS(Desktop as a Service)環境での情報漏洩リスクを解消するためのセキュアFATソリューション「ZENMU Virtual Drive Limited Edition(ZLE)」を提供開始します。月額500円という手頃な価格で、企業のデータ保護を一段と強化することを目指しています。
背景
ここ数年、テレワークやハイブリッドワークの普及が進む中、データセキュリティの重要性がますます高まっています。特に、VDIやDaaSの利用が進む中で、端末にデータを残さない仕組みが求められています。しかし、調査によると、依然として多くの企業が通常のWindows PC、いわゆるFAT PCを使用している実態があります。その結果、「データ保存はクラウドにする」といったセキュリティポリシーがあっても、ローカルにデータを保管しているケースが少なくありません。
特に、ある調査では、企業の80%がVDI環境におけるPCの盗難や紛失に対して不安を抱いていることが明らかになりました。このような背景を受けて、ZenmuTechは新たなソリューションの開発に踏み切りました。
ZLEの特徴
ZENMU Virtual Drive Limited Editionは、従来の同社の製品である「ZENMU Virtual Drive Enterprise Edition」の機能を一部制限した形で提供されます。このソリューションは、独自の秘密分散技術を用いてデータを無意味化し、分割してクラウドとPCに別々に管理することが可能です。これにより、万が一PCが盗まれたり紛失した場合でも、情報漏洩のリスクを大幅に低減することができます。
ZLEは、強固なセキュリティを安価に提供し、面倒なサーバー構築も不要で簡単に導入可能です。この特長により、金融資産管理会社や証券会社など、データセキュリティが特に重要な業界での導入も加速しています。
キャンペーンとオンラインセミナー
ZenmuTechはZLEの発売に際して、2025年9月30日までに早期導入を申し込む方に対して、有償の初期導入支援を無償で提供するキャンペーンを実施します。また、2025年3月18日には、「VDIユーザー向けの新たなデータ保護ソリューション」というタイトルでオンラインセミナーを開催します。
企業情報
ZenmuTechは東京都中央区に本社を置き、秘密分散技術を活用したデータ保護ソリューションを提供しています。設立以来、データの利活用とその保護に力を入れ、多くの企業に採用されています。新たな技術を通じて、セキュアで効率的なデータ管理を実現することに貢献しています。
ZenmuTechは、業界のニーズに応じた革新的なソリューションを提供しながら、引き続き社会に貢献していくことを目指します。