株式会社ベホマル、アジア最大級のイベントで大きな成果
滋賀県に本社を構える株式会社ベホマルが、アジア最大規模のオープンイノベーションイベント「Innovation Leaders Summit 2025(ILS2025)」において、757社の中から「TOP20 STARTUPS」に選出されました。この結果により、ベホマルのCO₂吸収材技術が大手企業から高い関心を集めていることが裏付けられました。
イベントは2025年12月1日から4日まで、虎ノ門ヒルズで開催され、全国のスタートアップと大企業が一堂に会し、新しいビジネスの可能性を探る場となります。今回の選出は、特に多くの商談リクエストが寄せられたスタートアップとしての評価を受けたものです。
TOP20スタートアップピッチへの登壇
ベホマルは、TOP20スタートアップとして特別なセッションに登壇します。このピッチセッションは大企業とのマッチングの場でもあり、大手企業からのフィードバックを直接受ける大きな機会です。特に、彼らの新しい脱炭素モデルである「生活の中でCO₂を回収する」ビジョンをプレゼンテーションします。
イベント日時と詳細
- - プログラム名: ILS TOP20スタートアップピッチ
- - 日時: 2025年12月4日(木)15:00 - 15:53
- - 会場: 虎ノ門ヒルズ5階 メインホール
このプログラムは、商談希望が多かった上位20社のみが参加できる招待制となっており、ベホマルはその中の一社として選ばれたことは、技術力とビジネスモデルの確かさを示しています。
中小企業スタートアップピッチのお知らせ
また、ベホマルは、中小企業基盤整備機構が実施する「中小企業スタートアップピッチ」にも参加します。こちらでは、地方発のディープテックスタートアップとしての立場から、CO₂吸収材に関する研究開発や、その社会実装への取り組みを紹介する予定です。
中小企業スタートアップピッチ詳細
- - 日時: 2025年12月2日(火)13:00-13:45
- - 会場: 虎ノ門ヒルズ5階 メインホール
- - テーマ: GX・カーボンニュートラル・アップサイクル
このセッションでも、CO₂吸収材の技術の展開とその需要に関する情報を参加者と共有し、商談希望者と直接交流する場を設けます。
ベホマルが提供する技術
ベホマルが注目されているのは、バイオマスを原料にしたCO₂吸収材「美環-f」と、これを用いた「DACプラ®」です。「美環-f」は、プラスチックに混ぜ込むだけでCO₂を吸収する機能を持たせることができ、日常生活の中でも使える新しい形の環境素材として期待されています。実際、昨年のノーベル化学賞で取り上げられた技術にも関与しており、その信頼性と革新性が評価されています。
「DACプラ®」は、ベホマルが製造する新しい環境素材で、家庭用品やスポーツ用品、建材などに応用されることを目指しています。ベホマルは、これらの技術を通じて、「生活の中でCO₂を回収する」という新しい価値を提供することに注力しています。
ベホマルの未来と目標
代表取締役社長の西原麻友子氏は、「私たちは日常でCO₂を回収する製品を通じて、人々の生活をより持続可能に変えていくことを目指しています。ILS2025での交流を活かし、さまざまな業界との協業をさらに加速させ、多くの人に私たちの技術を知っていただきたい」と語ります。
会社概要
ベホマルは、滋賀県草津市に拠点を置き、バイオマスCO₂吸収材の研究開発・製造にかかわる多様な事業を展開しています。未来の持続可能な社会へ貢献するため、引き続き新しい技術と素材の開発に注力していきます。
- - 会社名: 株式会社ベホマル
- - 所在地: 滋賀県草津市野路東1-1-1
- - 代表者: 代表取締役社長 西原 麻友子
- - 公式サイト: ベホマル公式サイト