2025年版「働きがいのある会社」ランキングに日本から48社が選出

2025年版アジア地域における「働きがいのある会社」ランキングの発表

2025年版の「働きがいのある会社」ランキングが発表され、日本から48社が選ばれました。このランキングはGreat Place To Work® Institute（GPTW）が実施したもので、320万件を超える従業員の体験を基にしています。これはアジア地域における約750万人の従業員の声を反映した結果であり、企業文化の向上が期待されています。

認定企業とその実績

アジア地域のランキングでは、大企業部門と中小企業部門に分かれて200社が選出され、その中で日本からは以下の48社が認定されています。

大企業部門（500名以上）

1. Hilton
2. DHL Express
3. Marriott International
4. Cisco
5. AbbVie
6. DISCO
7. Accenture
8. CrowdStrike
9. Stryker
10. Salesforce

この中でも特にTOP10に入った企業が多く、企業文化のレベルの高いことが伺えます。アジア全体でも評価される施設や福利厚生を整えている企業が多く、働く環境が整っています。

中小企業部門（10～499名）

1. Achievement Corporation
2. Atrae
3. Mahalo Inc.
4. Event21
5. Frontier Holdings

中小企業も含めたランキングからは、様々な業界での柔軟な働き方や、地域に根ざした企業文化が見受けられ、各社の取り組みが光ります。

働きがい認定企業の基準

GPTWでは、調査に参加した企業のスコアが高い場合に「働きがい認定企業」として表彰します。今年の発表では大企業と中小企業の部門が統合され、より広範囲にわたる企業が評価されています。評価基準は、従業員の体験に基づいた一貫性が求められ、企業としての人事施策や職場環境が緻密に評価されます。

Great Place To Work® Instituteの役割

GPTWは、世界中で「働きがいのある会社」を調査し、年間に多くの企業のデータを収集しています。また、企業における採用ブランディングや人的資本開示の目的でも広く活用されています。日本においては、株式会社働きがいのある会社研究所がライセンスを受け運営されており、その情報は企業にとって価値のある指標となっています。

このように、2025年版のランキング発表は、企業文化の重要性を改めて認識させ、多くの企業にとって良い職場づくりのヒントとなるでしょう。今後も働きやすい職場環境が求められる時代において、認定を受けた企業は模範として注目され続けることでしょう。