建設業界の未来を変える!新データ連携サービス始動

MCデータプラス、新たなデータ連携サービスを導入



東京都渋谷区に本社を置く株式会社MCデータプラスが、2025年春より「外部プロダクト向けデータ連携サービス」の提供を開始することが発表されました。これは、建設業界のデータ利活用を支援するための新しい取り組みであり、業界内の様々なサービス間でのデータ共有を可能にします。

建設サイト・シリーズの重要性



MCデータプラスの「建設サイト・シリーズ」は、建設業界の効率化を図るために開発された一連のサービスです。中でも、労務安全書類作成サービス「グリーンサイト」や施工管理サービス「ワークサイト」は、業務のデジタル化を促進し、多くの企業に利用されています。「グリーンサイト」には、工事現場の情報や85万社以上の企業情報、190万人以上の技能者情報が集積されており、業界の基盤として位置付けられています。

業界の課題解決に向けたデータ統合



現在、建設業界は働き方改革に伴い、デジタルツールの導入が進んでいますが、その一方でデータが分散して管理されることによる弊害も存在しています。IDの管理や基本情報の重複登録などの煩わしさが、企業にとっての負担となっているのです。このような現状を踏まえ、MCデータプラスは他社建設テックサービスとのデータ連携を実現し、業務効率化を図ることを目指しています。

新サービスの具体的な仕様



新たに始まる「外部プロダクト向けデータ連携サービス」では、連携パートナーとなる企業と相談の上、導入の時期や具体的な連携項目を決定していく予定です。現在、キングソフトの「WowTalk」、スパイダープラスの「SPIDERPLUS」、そしてゼロボードの「Zeroboard」といった企業との連携が進められています。今後はさらに多くの建設テックサービスとの連携が期待されます。

業界全体の生産性向上に寄与



MCデータプラスの考えでは、建設サイト・シリーズに蓄積されたデータを他のサービスと連携させることで、業界全体の生産性向上につながるとしています。この取り組みによって、業務のスムーズさが増し、個々の従業員の負担が軽減されることが期待されています。

企業情報



MCデータプラスは、2015年に設立され、建設業界のデジタル化を促進するためのクラウドサービスを提供しています。事業内容は建設クラウドおよびリテイルクラウド事業であり、多くの企業に支持されています。代表取締役社長の飯田正生氏は、今後も建設業界における課題解決のために積極的にサービスを展開する方針を示しています。

MCデータプラスの取り組みは、今後の建設業界において、情報の効率的な管理と運用を実現し、業務の生産性を高める重要な役割を果たすことが期待されています。業界全体の働き方改革の推進とともに、データ連携がどのように進展していくのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社MCデータプラス
住所
東京都渋谷区恵比寿一丁目18番14号恵比寿ファーストスクエア11階
電話番号
03-6435-6262

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