コロなプロジェクトの全貌
オンラインマーケティング業界初の試みとして誕生した「コロなプロジェクト」で、企業の社員と生産者をつなぐ新しい形の支援が始まりました。このプロジェクトは、生産者が抱える過剰在庫を助けるだけでなく、社員やその家族にも笑顔を届けることを目的としています。
コロなプロジェクトの目的
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、生産者たちは在庫を抱え、経営に苦しむ日々が続いています。一方で、リモートワークが当たり前になった会社のスタッフも、日頃の努力に報われる形で感謝を表現できる機会が求められていました。そんな時に生まれたのが、「コロなプロジェクト」です。このプロジェクトでは、全国の生産者から商品を大量購入し、それを社員にプレゼントすることで双方にウィンウィンの関係を生み出しています。
第一弾としての取り組み
プロジェクトの第一弾では、具体的には沖縄県のサカタ食品が製造した「琉球百花美ら酢」を選定。沖縄県産の珍しいはちみつと、フレッシュなパッションフルーツ、熟したシークワーサーをブレンドしたこのお酢は、生産者が日頃から手間暇かけて作った商品です。角本社長がこのプロジェクトを発案した際、すぐに手を挙げたのが、新規事業開発室の富宇加さんです。彼女は、困難な状況にいる生産者を手助けし、自社のスタッフやその家族にも喜びを与えるこのプロジェクトの意義を強く感じていました。
40本の「琉球百花美ら酢」を一括購入した際、生産元である玉城達矢さんからは、「新しい事業の開始直後にコロナの影響で在庫をどうするか考えていたところ、支援していただき感謝の気持ちでいっぱいです」との喜びの声が届いています。
今後の展望
「コロなプロジェクト」は、今後もイノベーションを続けていく意向です。次のターゲットとして挙げられているのは、生肉の支援です。有効期限が迫っている商品の購入を通じて、社員が自宅で家庭の焼肉を楽しめるように支援する計画が進行中です。この取り組みは、リモートワークが広がる現代において、家族とのコミュニケーションの機会を作るきっかけともなり得ます。従来の打ち上げ予算の中から一人当たり5,000円をコロなプロジェクトに移行し、実施する予定です。
角本社長は、「このプロジェクトを通して、感謝の気持ちを伝えられることができ、社員の士気も向上することが期待できます」とその意義を語ります。エキストラという企業名にも込められた想いを胸に、企業とコミュニティの架け橋を目指し、「支援」と「感謝」の輪を確実に広げていく計画です。
会社概要
名称:
有限会社エキストラ
所在地:
バーチャルオフィス
代表:
角本 拓也
設立:
1983年4月1日
事業内容:
オンラインコンサルティング事業、インターネット広告代理事業、ノベルティ制作
URL:
http://extra-company.jp/
このように、コロなプロジェクトは、ただの支援だけでなく、地域と企業、人々の絆を深める重要な役割を果たしています。今後の進展にぜひ注目していきたいと思います。