ぐんま次世代映像クリエイターコンペ、10名が選出されて新たな挑戦へ

群馬県の新たな才能を発掘

群馬県が主催する「ぐんま次世代映像クリエイターコンペティション2025」が盛況のうちに応募を締め切り、総数290名の中から選ばれた10名のクリエイターが作品制作に進むことが決まりました。このコンペは、地域の魅力を広めると共に、次世代の映像制作を担う才能を育てることを目的としています。

主催となる群馬県と、映像クリエイターを支援する株式会社Vookが共に手掛けるこのコンペでは、選ばれたクリエイターにはそれぞれ制作支援金として100万円が授与され、群馬県内を舞台としたショートフィルムを制作する機会が与えられます。この資金は、クオリティの高い作品制作を実現するための大きな助けとなることでしょう。

選ばれた次世代映像クリエイター

選出された10名のクリエイターは、いずれも熱意にあふれたセンスを持つ若手才能です。各クリエイターは、群馬県の魅力を作品に取り入れるため、独自の視点でストーリーを紡いでいくことが求められます。以下が選出されたクリエイターの概要です。

1. 有里まりな（神奈川県出身、作品タイトル「ユビキタスブルー」）
2. 久家友哉（群馬県出身、作品タイトル「運命ハサミ少女」）
3. 三本菅悠（福島県出身、作品タイトル「崖っぷちおじさんズ」）
4. 田辺敬紀（大阪府出身、作品タイトル「ムーンサイドより」）
5. 長尾淳史（滋賀県出身、作品タイトル「忘れモノ漂流記」）
6. 中村七瀬（北海道出身、作品タイトル「Unknown-アンノウン-」）
7. Peter Clay（東京都出身、作品タイトル「Flicker」）
8. 山田玄徳（神奈川県出身、作品タイトル「ねじまき夫婦」）
9. 横山裕己（群馬県出身、作品タイトル「Flowing」）
10. 吉村葵（高知県出身、作品タイトル「きおくおり」）

この才能あるクリエイターたちは、2026年2月中旬に行われる予定の作品完成披露試写会に向けて制作に取り掛かります。この試写会では、著名な俳優で映画監督の奥田瑛二氏や、映画監督・脚本家の長久允氏、プロデューサーの前田浩子氏らが審査委員として参加し、最優秀作品が選出される予定です。

コンペティションの概要

このコンペでは、以下の条件を満たした約10分のショートフィルムが求められます。

- 群馬県の魅力を取り入れたストーリーのある作品
- 群馬県内で撮影を行うこと
- 作品のテーマ設定は自由だが、単純な観光PR映像ではないこと

これにより、クリエイターは地域のリアルな魅力を表現することが求められます。

Vookについて

今回の競技会を支える株式会社Vookは、「映像クリエイターを無敵に」というビジョンのもと、映像クリエイターの成長を支援する多様な事業を展開しています。日本最大級の映像制作に関する情報を提供するプラットフォームを運営し、クリエイターが活躍できる環境作りに注力しています。

このコンペによって、群馬県の映像の未来と新たな才能の発掘に寄与できることを大いに期待しましょう。改革の波が次世代のクリエイターたちを押し上げ、地域ブランドの強化にも繋がることでしょう。