インパクト投資の最前線
2026-05-11 18:49:20

地域金融機関が切り拓くインパクト投資の最前線 Tokyo 2026開催レポート

地域金融機関が切り拓くインパクト投資の最前線



2026年4月27日、東京・日比谷にて一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)が主催するイベント「地域金融機関が切り拓くインパクト投資の最前線」が開催されました。このイベントには地域金融機関やベンチャーキャピタル関係者約80名が集まり、金融庁の基調講演や地域金融機関からの事例共有を通じて、新たなインパクト投資の動向について議論が交わされました。

開会挨拶



イベントの冒頭では、JANPIA専務理事の岡田氏が挨拶を行い、休眠預金活用制度に基づく出資事業の進展が地域金融機関との連携の重要性を示すものとして触れました。地域課題の解決は、多様な主体が協力し持続可能な仕組みを築くことが重要であるとの認識が示され、参加者たちの理解を深めました。

基調講演



続いて、金融庁の高岡文訓氏が登壇し、「地域金融におけるインパクトファイナンスの展望と期待」というテーマで講演を行いました。高岡氏は、サステナブルファイナンスとは環境や社会への影響を金融判断に組み込むことだと説明し、その意義を強調しました。また、インパクト投資が社会課題の解決と企業価値の向上を同時に目指す手法であることにも言及。このような思考が、金融局の運営によってどのように進められているかも紹介されました。

事例セッション



事例セッションでは、「地銀が挑むインパクト投資の実践と成果」と題し、具体的な取り組みが紹介されました。群馬地域共創パートナーズの鏡山氏は、地域課題と経済性を両立させたファンド運営について語り、観光地での未活用資産の再生や地域事業者との連携によるビジネス創出事例を挙げました。

また、QRインベストメントの西多氏は、スタートアップと自治体を結ぶ新しい投資モデルについて話し、地域の社会課題と技術を結びつけることで産業成長を目指すべく事業の実証機会を創出していることを説明しました。特に、地域横断的に投資する姿勢も強調され、参加者の興味を引きました。

ディスカッション



高岡氏も参加したディスカッションでは、地域の資金供給戦略やインパクト投資の推進に関する様々な視点が共有されました。地域特有の資金フローや関係性を踏まえ、新たな可能性を模索する重要性が議論されました。これにより、イベントは地域金融機関が持つべき役割について深い理解を促す場となりました。

今後の展望



JANPIAは今後も休眠預金等活用制度を通じ、地域金融機関と多様なステークホルダーとの連携を進め、社会課題解決へ向けた持続可能な取り組みを支援し続ける意向を示しています。この取り組みが日本の地域経済や社会にどのような変化をもたらしていくのか、今後も目が離せません。

イベント概要


  • - イベント名: 地域金融機関が切り拓くインパクト投資の最前線
  • - 日時: 2026年4月27日(月)17:00~19:00
  • - 主催: 一般財団法人 日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
  • - 後援: 金融庁、内閣府

このイベントは、地域金融機関の役割とインパクト投資の未来に関する重要な知識を提供し、持続可能な社会実現への道を開く一助となることが期待されています。


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会社情報

会社名
一般財団法人日本民間公益活動連携機構
住所
東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル314
電話番号
03-5511-2026

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