新しいイビボードの総合見本帳が発刊
2024年10月1日、岐阜県大垣市に本社を構えるイビケン株式会社は、自社の主力製品であるメラミン化粧板「イビボード」の最新総合見本帳『IBIBOARD2025〜』を発刊しました。この見本帳は、特に質感に重きを置いたプレミアム化粧板ブランド「イビボードH(アッシュ)」のラインアップを強化しており、デザイン性と耐久性が求められる様々なシーンでの活用が期待されます。
イビボードとは
「イビボード」とは、高圧メラミン化粧板のことで、1960年から製造され続けているロングセラー商品です。メラミン樹脂を使用したこの化粧板は、耐久性や防水性、熱に強い特性を持ち、店舗用の什器や受付カウンター、テーブルの天板など、さまざまな内装材として選ばれています。
イビケン社は、1~2年おきに新しい見本帳を発行し、「イビボード」とその関連製品に関する情報を網羅的に提供しています。今回の2025年度版では、新しいデザインや質感にフォーカスした製品情報が豊富に含まれています。
プレミアム化粧板ブランド「イビボードH(アッシュ)」
「イビボードH(アッシュ)」は、2021年6月に登場して以来、多くの支持を受けているプレミアム化粧板ブランドです。このブランドは、妥協のないデザイン哲学を持ち、本物を超える経験と上質な価値を提供することに努めています。顧客の心に響くデザインストーリーを大切にしながら、新しい質感を追求しています。
今回の新製品のご紹介
サペリマホガニー
新たに登場した「サペリマホガニー」は、木目をリアルに再現するシンクロサーフィスシリーズの一環で、導管のエンボス加工を施しています。美しいリボン杢と微細なテクスチャーが組み合わさったこの製品は、大面積でも使いやすく、店舗内装などに最適です。
アップボーンレザー
新たなサステナブル建材として紹介される「UPBORNLEATHER(アップボーンレザー)」は、本物の革を粉砕して作られた製品で、従来のレザーでは実現できなかった15mのリアルな質感を持ち、無駄のない仕上がりが特徴です。この新素材は、テーブルやデスク、引き出しの内貼りなどに用いることができます。
エイジングポリッシュ
また、「エイジングポリッシュ」は、グロスとマットの艶のコントラストに、複雑な凹凸を持つエンボス加工を施したデザインで、自然の石やアンティークのセラミックをイメージさせます。新色として3柄が追加され、よりバリエーション豊かな選択肢が提供されています。
便利な見本帳の設計
新しい見本帳では、イビケンと株式会社サンゲツのコラボ製品も掲載されており、色や素材を探す手間を減らし、利便性が向上しています。裏表紙を開くとすぐに各種情報へアクセスでき、画像のダウンロードも可能です。
最新の「イビボード2025〜見本帳」は、見た目や感触を直接体験できる貴重な資料として、内装デザインに関わる皆様にとって一助となることでしょう。
詳しくは、イビケンの公式ウェブサイトや専用請求サイトをご覧ください。