エンファクトリーが提案する社内副業支援サービス
株式会社エンファクトリー(本社:東京都千代田区)は、社員が本業に加えて他の仕事やプロジェクトに取り組む「社内副業・複業」を推進する支援サービスを開始しました。このサービスは、部門間の連携不足やサイロ化を解消し、社員の成長機会を広げることを目的としています。
背景と導入の意義
近年、企業では社員の主体的なキャリア形成を支援し、エンゲージメントを高める必要性が高まっています。大手企業を中心に社内副業を導入する動きが進んでいるものの、ただ制度を整えるだけでは上手く運用されず、形骸化する危険性が指摘されています。実際、社内副業においては「参加者が集まらない」「上司の理解が得られない」といった課題が生じています。エンファクトリーでは、このサービスを通じてこれらの課題に対する解決策を提供していきます。
エンファクトリーの取り組み
エンファクトリーは、2011年の創業以来「専業禁止」として越境活動を推奨し、新たな学びやキャリア機会の創出に取り組んできました。この経験を基に、社内副業制度の立ち上げと運用をサポートするサービスを提供しています。これまで250社以上に対して「複業留学」や「越境サーキット」などを提供しており、業界のリーダーとしての経験を活かしています。
主な支援内容
本サービスは主に以下の三つの側面で支援を行います。
1.
運用活性化のためのソフト面の支援
社内副業制度のルールやガイドラインの策定だけでなく、運用活性化に主眼を置いた手厚いサポートを行います。具体的には、社内周知活動や参加者の手上げを促進するワークショップの実施、組織内での情報発信をサポートします。
2.
Teamlancerエンタープライズの活用
効率的な社内副業の管理を実現する「Teamlancerエンタープライズ」というツールを提供。このプラットフォームにより、活動の申請からレポートの閲覧まで、業務が円滑に行えるようになります。
3.
越境学習のノウハウの活用
エンファクトリーが長年にわたり蓄積してきた越境学習の支援に関するノウハウや知見を活用し、企業に合った効果的な制度設計や運用方法を提案します。
事例紹介
いくつかの企業がこのサービスを導入した際の事例についても言及します。例えば、三井住友海上火災保険では、2021年から社内副業「プロジェクトチャレンジ」を開始し、既に2,000名以上が登録、400名以上が副業に参加しています。また、静岡ガスでは、2024年から社内副業制度の実験をスタートし、他の施策との相乗効果を図っています。
まとめ
エンファクトリーの新たな社内副業制度立ち上げと運用支援サービスは、企業にとって社員の成長とエンゲージメント向上を実現する大きなチャンスです。サイロ化を解消し、より効果的に社員が成長できる環境を整えるために、ぜひこのサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
詳細やお問い合わせについては、株式会社エンファクトリーの公式ウェブサイトをご覧ください。