美顔器の目的とは
2024-10-29 19:08:03

美顔器の使用目的は「リフトケア」がトップ、年齢層別の調査結果

美顔器市場の最新調査報告



株式会社ナリス化粧品が行った調査によると、全国の20歳から64歳の女性2,168名のうち、パーソナル美顔器の人気使用目的は「リフトケア」で42.5%と、最も多くの支持を集めています。この調査は、同社の新製品「ルミエ」に向けたものですが、美容意識の高まりと共に美顔器の使用状況の変化を鮮明に示しています。

所有率の変化


調査結果では、20代前半でのパーソナル美顔器の所有率は約4割に達するものの、60代前半では僅か1割程度。全体的には所有率が減少傾向にあり、3年前と比べて8.4ポイントの低下が見られます。特に高齢層の美容意識の高まりを背景にする一方で、何らかの理由から美顔器を持っていても使用しない人の割合が増加しています。

美顔器の価格帯


所有している美顔器の価格帯を年齢別に分けてみると、若い世代は比較的低価格帯(3,001円〜5,000円)を好む傾向があり、20代前半の層においては36.2%がこの価格帯に集中しています。一方で、40代以上になると、10万円を超える美顔器の所有者が約1割を占めるなど、高額化が顕著です。

使用目的の傾向


再度示された「リフトケア」の人気は、年齢層によって変化します。若年層は「化粧品の浸透促進」を重視する傾向があり、これは20代前半で56.7%に達しています。逆に、50代を過ぎると「リフトケア」を選ぶ人が急激に増え、60代前半ではなんと70.8%に。美顔器が提供する効能が年齢層ごとに異なるニーズに対応していることが伺えます。

使用頻度のバラエティ


使用頻度に関しては、「1日に1回程度」が最も多く、これに「2〜3日に1回」を合わせると全体の4割を占めます。特に若年層は高い使用頻度を保ちながらも、高齢層になるほど使用しない人が増えます。55歳以上では「使用していない」のが3割を超え、家庭でのスキンケアへの意識の違いが見えてきます。

効果への満足度と価格


美顔器の効果への満足度は、やはり価格に関連することがわかりました。「価格以上の価値がある」と答えたのは全体で僅か10%。しかし、20代前半では63.8%が「価格相当の価値がある」と考えており、年齢が上がるごとにこの割合は減少する傾向にあります。特に価格帯が50,001円〜10万円以上の美顔器では21.2%が「価格以上の価値がある」と評価しています。

まとめ


ナリス化粧品は1974年からエステティックサロンを運営し、美顔器の開発に力を入れてきました。2001年に「メガビューティ」を発売して以来、パーソナル美顔器は広く認知され、多機能化と高額化が進んでいます。この調査結果からは、美顔器の使用目的や所有率、価格帯における年齢別の違いが明らかとなり、今後の製品開発やマーケティングにおいて重要な指針となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ナリス化粧品
住所
大阪府大阪市福島区海老江1-11-17
電話番号
06-6458-5801

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