2024年8月1日より、日本生命保険相互会社と東日本旅客鉄道株式会社は新たなサービスを展開します。これは、JR東日本が提供するキャリア形成支援サービス「PeerCross」を、日本生命が運営する「ライフイベント・キャリア両立支援パッケージ」へ統合するものです。"PeerCross"は、ワーキングマザー同士のマッチングを通じて、1対1でのキャリア相談が可能なプラットフォーム。これにより、結婚、出産、育児などのライフイベントとキャリアの両立を支援します。
日本生命は、社会課題の解決に向けて各種の活動を展開しており、「誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会の実現」を目指しています。この中で「多様性と人権の尊重」を重視し、女性の活躍を支援するサービスの提供を行っています。一方、JR東日本も同様に、社会課題解決に向けた取り組みを進めており、「PeerCross」を通じて女性のキャリア形成に寄与しています。
「ライフイベント・キャリア両立支援パッケージ」は、企業向けに従業員のライフイベントとキャリア形成の支援を行うもの。不妊治療や育児支援など、女性の多様なニーズに応えるサービスを一元化し、ワーキングマザーが安心して働き続けられる環境を目指しています。「PeerCross」導入により、より多くの企業でワーキングマザーのロールモデルを増やし、女性管理職の比率向上を支援することが期待されます。
「PeerCross」は、ユーザーが自身と価値観や境遇が合う仲間を見つけやすく、会社や業界を越えたネットワーキングを可能にします。定期的に推薦される候補者の中から、気になるワーキングマザーと簡単に接点が持てる仕組みを設けています。このプラットフォームを通じて、参加者は中長期的なキャリア形成を見据えた行動をとるよう促されます。
また、「PeerCross」の利用は法人契約を通じて企業の社員に限られています。これにより、企業のHR部門は自社の多様性を推進するための新たなアプローチを得られます。詳しくは、公式ウェブサイト(https://www.peercross.jp)を訪れてみてください。
このパッケージには、AI恋愛ナビゲーションアプリ「Aill goen」や妊産婦医療保険「ママとこどもの1000daysほけん」など、他にもさまざまなサービスが含まれています。これにより、従業員は自分の希望に適したサポートを受けることが可能です。
日本生命とJR東日本の提携が、今後どのようにワーキングマザーの支援を進めていくのか期待が高まります。この取り組みは、企業におけるパラダイムシフトをもたらし、より多くの女性がキャリアを追求し続けられる環境づくりの一助となることでしょう。