乙川の未来を守る
2025-12-19 10:40:22

愛知県岡崎市で開催されたおとがわリバークリーンイベントの全容と意義

おとがわリバークリーンイベントの詳細



2025年12月13日(土)、愛知県岡崎市の乙川河川緑地において、一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県が主催する「おとがわリバークリーン」イベントが開催されました。このイベントは、海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されたものです。参加者は約50名で、活動の目的は主に川の清掃と、その後の環境意識の向上にあります。

イベントの概要



このイベントは毎年12月に実施され、自分たちが利用する環境は自らの手で美化しようという理念のもと設立されました。2017年からスタートしたこの取り組みは、単なる清掃活動にとどまらず、地域の人々が集い楽しむ場を作ることも目指しています。そのため、地域住民や企業の協力が不可欠です。

清掃活動は、参加者が分かれてそれぞれの持ち場に向かい、川のゴミ拾いを行う形式で進められました。成し遂げる目標を設定し、「大物を見つける!」や「たくさん拾う!」といったテーマに沿って活動を行います。中には長靴や胴長を着込んで川に入る参加者もおり、実際に川底に放置されたゴミを見つける姿は印象的でした。

ごみの収集結果



1時間のごみ拾いの結果、大型のタイヤやビン、ペットボトル、衣類、さらには釣り竿に至るまで、様々なごみが集まりました。特にプラスチックごみは、台車1台分もの量が収集されるなど、前年に比べて増加傾向にあることが確認されました。この現実を前に参加者たちは深い思索を巡らせ、その重要性を再認識しました。

参加者の声



イベント終了後、参加者からは自身の体験についてのコメントが多く寄せられました。ある参加者は「自分が生まれる前のごみがあり、川ごみから時代の変遷を感じることができた」と語りました。また、「台車1台分にもなるプラスチックごみの量に驚いた」という意見や、「川の中に入ることで見えなかったごみを発見でき、もっと多くの人に知ってもらいたい」といった声もありました。これらの反響は、この活動が持つ社会的意義を示しています。

終わりに



リバークリーンイベントの後半には、参加者たちによる綱引きが行われ、清掃活動の達成感をみんなで分かち合いました。上流チームと下流チームに分かれて競い合い、歓声が乙川の清浄な河川敷に響き渡りました。これからも、このような活動を通じて市民一人一人が意識を高め、地域の環境を守る意識を育んでいくことが重要です。私たちは未来のために、今できることを一緒に考えていきましょう。


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