アパホテルが岐阜羽島と名古屋金山駅前に新たな展開を発表
アパホテルが新たな展開を発表
アパホテル株式会社が岐阜県羽島市にある「アパホテル〈岐阜羽島駅前〉」のフランチャイズ契約を締結したことを発表した。この契約により、同ホテルは2025年8月21日からフランチャイズ営業へと移行する。これに併せて、視線を集める次の展開として愛知県名古屋市の「金山駅」前に新たなホテルを開発する計画も公表された。
アパホテル〈岐阜羽島駅前〉の概要
アパホテル〈岐阜羽島駅前〉は、東海道新幹線「岐阜羽島駅」と名鉄羽島線「新羽島駅」の両駅から徒歩1分の距離にあり、名古屋駅までは新幹線でわずか10分という好立地が魅力である。施設は鉄骨鉄筋コンクリート構造の11階建てで、全146室を完備。今後はビジネスや観光の拠点として、この地域への集客を強化していく考えだ。
フランチャイズ契約を締結した株式会社西町は、アパホテルを運営する経験も豊富で、すでに青森県と埼玉県で複数のホテルを開設している。これにより、地域のインバウンド需給も見込まれ、さらなる活況を期待している。
名古屋金山駅前の新たな開発計画
さらに、アパグループは新たなホテル開発計画を発表した。仮称「アパホテル〈名古屋金山駅前〉」は、14階建てで、約3,500平方メートルの延床面積を持ち、全231室を予定している。この新しいホテルは、JRや私鉄、地下鉄の五路線が利用可能な金山駅から徒歩2分という便利な場所に立地し、中部国際空港へのアクセスもスムーズである。
予定されている開業時期は2028年の冬頃であり、この地域におけるアパグループの存在感を一層高めることが期待されている。
東海エリアでの戦略的展開
アパホテルは、「選択と集中」戦略を採用し、直営ホテルの展開を名古屋市内に集中させる方針を明確にしている。羽島市のフランチャイズ化により、名古屋を中心にさらなる強化を図る考えで、東海エリア全体でもその影響を大きく受けることになる。
具体的には、愛知県に12棟、静岡県に4棟、三重県に3棟、岐阜県に2棟がそれぞれ運営されており、アパホテルは直営ホテルの85室増、フランチャイズホテルの146室増を見込んでいる。アパグループは、日本国内で982ホテル、合計138,069室を展開しており、この数字は今後も増加する計画だ。
新たな挑戦に向けた意気込み
アパグループは、2022年から新たに始動した5ヶ年計画「AIM5」を通じて、アフターコロナでのニーズ変化やデジタル変革の波を捉え、圧倒的なNo.1ホテルチェーンを目指している。2027年までにさらに15万室のネットワークを構築するために、戦略的な動きが続けられるだろう。
この動きは、アパホテルが地域の観光振興や経済への貢献を続けていくための新たな一歩となる。
アパホテルの公式サイトやアプリでは、最新情報が更新されているため、宿泊予定の方はぜひチェックしてみてほしい。
会社情報
- 会社名
-
アパホテル株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂3-2-3アパグループ〈赤坂見附本社ビル〉
- 電話番号
-
03-5570-2111