豊橋技術科学大学「とよはし☆ロボコンズ」の快挙
2024年8月25日、ベトナムのクワンニンで開催された「ABUロボコン2024」において、豊橋技術科学大学のロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」が日本代表として出場し、見事に世界第3位に輝きました。さらに、ロボットの技術力が評価され、技術賞も受賞しました。この成果は、長年の努力と多くのサポーターの支えによって実現したもので、同好会のメンバーたちにとって大変誇らしい瞬間となりました。
大会の概要と競技内容
ABUロボコンは、アジア太平洋放送連合が毎年開催する大会で、今年はアジアと太平洋地域の65の国・地域から集まったチームが参加しました。参加チームは合計13チームで、さまざまな国の代表たちがしのぎを削りました。
今回の競技は、ベトナムの伝統的な農業文化に基づく内容だったことが特徴です。競技内容は、田植え、収穫、そして収穫された穀物を倉庫へ輸送するという3つのタスクから成り立っていました。各チームは2台のロボットを使用し、うち1台は自動ロボットです。最も早くタスクを達成したチームが勝利という設定でした。
メンバーの思い
「とよはし☆ロボコンズ」のメンバーを代表して、学部4年の宮下功誠さんは大会後に次のようにコメントを寄せました。「これまでのサポートに感謝しています。技術賞を受賞したことは嬉しいですが、優勝を果たせなかったことは悔しいです。それでも、私たちのパフォーマンスには自信があります。次の日本代表にこの経験を引き継ぐことが大切だと感じています。」
このコメントには、メンバー全員の努力と意気込みが込められており、今後の活躍に期待が寄せられます。
これからの活動
大会後、本学では「とよはし☆ロボコンズ」の活動報告会を8月28日に開催する予定です。この報告会では、ABUロボコンでの経験や学びを共有し、さらなる絆を深める機会を提供します。報告会には関係者の参加が見込まれており、多くのメディアからの取材も期待されています。
この報告会は、豊橋技術科学大学附属図書館1階で行われる予定ですが、台風などの影響で日時が変更される可能性があるため、参加予定者は注意が必要です。
最後に、「とよはし☆ロボコンズ」の今後の活動とさらなる技術向上を期待し、温かい応援の声を寄せることが大切です。彼らの挑戦が今後どのように発展していくのか、ますます楽しみです。