株式会社Aestaが発表するスポーツテックカオスマップ2022
2022年、株式会社Aestaは業界最大級のデータを基にした最新のスポーツテックカオスマップをリリースしました。このカオスマップは、国内外のスポーツテック分野で展開されている200のサービスを17の異なるカテゴリに分類し、前年度版から大幅に進化した内容が特長です。
新たな情報と進化したカオスマップ
前年のカオスマップとの大きな違いは、掲載するサービスの約半数が変更された点です。また、新たなカテゴリが追加され、資金調達の動き、独自性、ユーザー数の充実など、多角的な視点からスポーツテックを評価しています。このバージョンアップにより、同領域で新しいビジネスの立ち上げを考える方や、すでに活動している業界関係者にとって、戦略立案や市場ポジショニングにおける強力なツールとなるでしょう。
スポーツテック業界の注目動向
1. コネクティッドフィットネスの多様化
コネクティッドフィットネスの領域では、Peloton社の影響力に陰りが見えていますが、新興企業は資金調達に成功しています。今では多様なマシンの登場により、小型化のトレンドを持つ企業もあれば、逆に大型マシンを提供する企業も増加しています。アメリカ以外でもオーストラリアや中国、カナダなどで新たな企業が参入し、市場競争はさらに激化しています。
2. XR/メタバースとフィットネス
VRやAR、MR技術を駆使した新しいフィットネス体験を提供する企業が増えています。プレイしながら運動を取り入れるスタイルは注目を集め、Meta社がVRフィットネス企業のWithinを買収したニュースも話題になりました。XRデバイスの進化がこの分野の普及を後押ししています。
3. スポーツとNFTの融合
NFTやトレーディングカード市場も熱くなっています。スポーツ選手のNFTへの投資が注目され、特に大谷翔平選手のコレクションが人気を呼び、100万円以上で取引されるケースもあります。これらの新たな投資形態は今後のスポーツビジネスに大きな影響を与えると見られています。
4. スポーツベッティングの拡がり
ファンタジースポーツやスポーツベッティングが海外で活況を呈しており、そのマーケットは年々成長していますが、日本では依然として法的な規制が厳しく、合法化に向けた議論が進むことが期待されます。
5. リワード制度による運動促進
日常生活での運動を習慣化するための新しいアプローチとして、ポイント制度を導入したサービスが増えています。運動をすることで特典を得られる仕組みは、運動習慣の促進に寄与する可能性があります。
制作の背景と今後の展開
Aestaでは意義を持ってこのカオスマップを年中行事の一環として制作し、業界レポートを通じて有益な情報を提供しています。カオスマップだけでは各サービスの詳細を把握することが難しいという課題に対処するため、レポートを通じて詳細な解説を行うことで、より価値のあるコンテンツを届ける努力をしています。
会社概要
株式会社Aestaは「フィットネスで世界をつなぐ。」というビジョンの下、2020年に設立され、フィットネス業界の情報発信を行っています。今後も健康的なライフスタイルの普及に貢献するため、様々なサービスの開発に取り組む予定です。詳しくは、
公式ウェブサイトをご覧ください。