日本美口協会講演会
2017-12-27 13:02:12
京都で「美口」を目指す!日本美口協会の講演会が開催されました
京都で開催された日本美口協会の講演会
11月8日、京都市において、日本美口協会が主催する初の講演会が行われました。この講演会では、口腔内環境の現状とその改善方法について、医療専門家からの知見が披露されました。
美口と汚口の違い
講演の中で、日本美口協会の代表理事である坂本紗有見氏は、「汚口」の定義を以下の4つに分けて説明しました。
1. 歯の病気(虫歯や歯周病)
2. 歯や舌の汚れ
3. 歯並びの悪さ
4. 口臭
これに対し、「美口」になるためには、日常的な「美口習慣」を身につけることが必要だと強調しました。具体的には、姿勢を保ちながら奥歯で噛むことや、舌のエクササイズなどが効果的です。これらの習慣が健康な口腔内環境を促進し、全身の健康にも寄与するということです。
プロケアの重要性
坂本氏はまた、プラークや歯石除去の重要性についても触れ、専門性の高い歯科衛生士によるケアが欠かせないことを実際の施術写真を交えて説明しました。
これらの情報は、口腔ケアの重要性を認識してもらうための重要な要素となりました。
糖尿病専門医が語る口腔内環境の影響
次に、日本美口協会の理事である西田亙医師が登壇しました。彼は「日本で一番歯周病治療にうるさい糖尿病専門医」として知られており、口腔内環境が健康長寿に及ぼす影響について詳しく解説しました。特に、慢性炎症が与える影響に焦点を当て、ある糖尿病患者において歯周病の治療が症状改善にどれほど寄与したかを具体的に示しました。
質疑応答と活発な議論
講演後は、アークレイ株式会社の研究員との質疑応答の時間が設けられ、多くの参加者から活発な質問が寄せられました。
参加者は、口腔ケアの重要性や今後の取り組みについて多くの意見を交換し、有意義な時間となりました。
日本美口協会の目的
この協会は、口腔ケアが後進国とされる日本において、「汚口」を「美口」に変えるための活動を推進しています。医師や歯科医師、歯科衛生士、歯科助手などが集まり、口腔の健康を広めることを目指しています。
設立は2017年11月8日、「いい歯の日」にちなんでおり、今後も全国的な美口の普及に努めていきます。
講演会を通じて、一般市民が口腔ケアについて理解を深め、日常生活に取り入れることができるようになることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
日本美口協会
- 住所
- 東京都新宿区四谷1-20-20大雅ビル 4F
- 電話番号
-
050-5527-7700