自動運転の未来を開くTURING社、柏の葉に新本社を設立

自動運転の未来を拓くTURING社の新本社設立

完全自動運転車の開発を手掛けるTURING社が、事業の拡大に伴い柏の葉に新たな本社を移転した。この移転により、同社は最新のモビリティ開発に必要な環境を手に入れ、より一層の成長を目指している。

移転の背景

TURING社は2021年8月に設立され、以来、自動運転AIアルゴリズムの開発や走行実験に注力してきた。自社の技術を向上させるためには、大規模な車両開発と走行データの取得が不可欠である。そのため、柏の葉スマートシティ内にオフィスを構えることが決定された。柏の葉では三井不動産やUDCK（柏の葉アーバンデザインセンター）が公民学連携のもと、先進的な街づくりを進めている。

TURING社は、この環境を最大限に活用し、自動運転車の走行実験を行う計画だ。特に「KOIL MOBILITY FIELD」というモビリティ開発をサポートするフィールドが整備されており、リアルな環境での検証が可能となる。このような先進的な施設の存在は、同社の技術開発にとって大きなアドバンテージとなるだろう。

新オフィスの魅力

新しいオフィスは、千葉県柏市若柴226番地に位置し、自然豊かな水辺空間「柏の葉アクアテラス」に隣接している。スタッフは、豊かな自然の中で働くことができ、リフレッシュしながらクリエイティブな作業に集中できる環境が整っている。

また、周辺に「KOIL MOBILITY FIELD」があるため、最新の技術に基づいた開発を高速化する機会が増加する。首都圏エリアにおいても稀有なモビリティ検証フィールドとして注目を集めるこの場所は、TURING社の将来に大きく寄与することが期待されている。