ユニ・チャームがグリーン物流特別賞を受賞!
令和6年度のグリーン物流パートナーシップ会議において、ユニ・チャーム株式会社の生産子会社であるユニ・チャームプロダクツ株式会社が、特別賞を受賞しました。この受賞は、国土交通省や経済産業省などの評価基準に基づくもので、特に環境負荷の減少や物流の生産性向上へ寄与した事業者が表彰される制度です。
受賞の背景と理由
ユニ・チャームが受賞したのは、サントリーホールディングス、サントリーロジスティクス、トランコム、そして朝日通商との協力による長距離輸送ネットワークの構築が大きな要因です。具体的には、四国から関東間の定期ラウンド運行を実現し、リレー方式を取り入れることで乗務員の日帰り運行を可能にしました。さらに、車両の大型化を進めることで効率的な運送手段を確保し、長距離輸送をより持続可能なものにしています。
具体的な取り組みと成果
今回の受賞に至る具体的な取り組みとしては以下の点が挙げられます:
1. ユニ・チャームとサントリー社の貨物および物流拠点を組み合わせることで、四国から関東への長距離輸送を実現。
2. 乗務員が日帰りで運行できるようリレー方式を導入。
3. ショートキャビンと呼ばれる大型車両を導入し、積載効率を向上。
4. 輸送のリードタイムを短縮し、四国から関東への輸送時間を翌々日着から翌日着へと改善。
これらの取り組みを通じて、ユニ・チャームは以下の成果をあげました:
- - 往復輸送によるCO2の排出量を年間223トン削減
- - 往復化率は100%(年間250台の往復台数)
- - 輸送距離は年間20万キロ減少
- - 乗務員の負担軽減が見られた(日帰り運行及び定時運行)
- - 車両の積載効率が106%に向上
今後の展望
物流業界はドライバー不足や輸送コストの上昇、そして二酸化炭素の排出削減といった課題に直面しています。ユニ・チャームは今後も、持続可能な物流体系の構築を進め、環境保護への貢献に向勢いをかけていく考えです。この取り組みにより、SDGs(持続可能な開発目標)達成への道筋を切り開いていくことでしょう。
会社概要
ユニ・チャーム株式会社は1961年に設立され、愛媛県四国中央市を拠点に、東京都港区にも本社を置いています。作成スタッフはグループ全体で16,223名(2023年12月現在)を誇り、ベビーケア製品やヘルスケア関連商品をはじめとする多様な製品を提供しています。
詳しい情報は
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